3.食事で脱メタボ
-食べ方をちょっと変えるだけでメタボ体型におさらば-「脱」メタボリックシンドローム
監修:工藤一彦先生
食習慣の改善が基本

メタボリックシンドロームの人には特徴的な食習慣がみられます。脂っこい食べ物が好き、早食い、朝食抜き、深夜の食事などです。メタボ解消のためには、まず、朝、昼、夜の3食をきちんととることからはじめましょう。
また満腹はメタボの大敵。腹八分目を心がけます。さらにゆっくり時間をかけ、十分にかんで食べれば満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぐことができます。
また満腹はメタボの大敵。腹八分目を心がけます。さらにゆっくり時間をかけ、十分にかんで食べれば満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぐことができます。
生活活動強度別エネルギー所要量 (kcal/日)
生活活動 強度 | I 低い | II やや低い | III 適度 | IV 高い | ||||
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18~29歳 | 2,000 | 1,550 | 2,300 | 1,800 | 2,650 | 2,050 | 2,950 | 2,300 |
30~49歳 | 1,950 | 1,500 | 2,250 | 1,750 | 2,550 | 2,000 | 2,850 | 2,200 |
50~69歳 | 1,750 | 1,450 | 2,000 | 1,650 | 2,300 | 1,900 | 2,550 | 2,100 |
*生活活動強度の分類
I :生活の大部分を座位ですごす。
II :家事など立位があるが、大部分は座位ですごす(国民の大部分が該当)。
III:大部分は立位の作業。1時間ほどの農作業。
IV:1時間ほどの激しいトレーニング。農繁期の農作業などの強い作業。
*生活活動強度のⅠ、Ⅱの場合は、運動を負荷することで生活活動強度Ⅲを目標とすることが望ましい。Ⅲは望ましいエネルギー消費をして活発な生活活動をしている場合で、国民の望ましい目標とするもの。
*第六次改訂 日本人の栄養所要量(厚生労働省)より