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生活習慣改善
LIFESTYLE MODIFICATION

1.メタボリックシンドロームのリスクをCheck!メタボリックシンドローム 「基礎編」

腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上になったらメタボリックシンドロームと思っている人が少なくありませんが、これは大きな誤解。
腹囲が基準を超え、かつ高血糖、高血圧、脂質異常の3項目のうち2項目以上に当てはまると、はじめてメタボリックシンドロームと診断されます。

ところで、特定健診の基準値がメタボリックシンドロームの診断基準と似ているけれど、少し異なっていることにお気づきでしょうか?
まず、腹囲が男性85cm未満、女性90cm未満でも、BMIが*125以上で他のリスクがある方は保健指導の対象になります。
また、高血糖は、空腹時血糖が100mg/dLを超えると糖尿病の発症リスクが2倍以上になることなどから、空腹時血糖100mg/dL以上またはHbA1c*25.2%以上を基準値としています。さらに、メタボリックシンドロームの診断基準にはない喫煙も、他にリスクがある場合には、リスクの1つにカウントされます。
このように、特定健診の基準値が少しきびしく設定されているのは、メタボリックシンドロームをその予備軍も含めて洗い出すことで、糖尿病などの生活習慣病を未然に防ぐためなのです。お手元の健診結果で1つでもリスクが見つかったら、生活習慣の見直しを始めましょう。

*1 BMI:Body Mass Index。次の式で計算され、25以上は肥満と判定されます。 BMI=体重(kg)÷〔身長(m)×身長(m)〕

*2 HbA1c:ヘモグロビン・エーワンシーと読みます。過去3~4ヵ月の血糖値の状態 が反映され、5.2%が空腹時血糖100mg/dLにほぼ当たります。

腹囲の正しいはかり方

POINT!

ウェストではなく、おへその高さではかります。両腕をさげ、息を吐ききったときのサイズです。メジャーは水平に巻かれていますか?

医学監修
東京逓信病院内科部長 宮崎滋