MRA検査(磁気共鳴血管撮影)画像診断
- 胸部X線検査(単純撮影)
- 上部消化管(食道・胃・十二指腸)X線検査
- 下部消化管(大腸)X線検査
- CT(コンピュータ断層撮影)検査
- MRI(磁気共鳴画像)検査
- MRA検査(磁気共鳴血管撮影)
- 気管支内視鏡検査
- 上部消化管(食道・胃・十二指腸)内視鏡検査(胃カメラ)
- 下部消化管(大腸)内視鏡検査(大腸ファイバースコープ検査)
- 心臓超音波検査(心エコー)
- 腹部超音波検査(腹部エコー)
- 頸動脈超音波検査(頸部血管エコー)
- PET(ペット)検査
- SPECT(スペクト)検査
どんなときに受ける?
全身の病気の診断や脳ドックの検査などに利用されています。
どんな検査?
MRI装置を使って血管だけを鮮明に画像化する検査です。MRIと同じ機械を使うので、MRIに続いてMRA検査を行うことができます。MRAでうつしだされる血管は、コンピュータで立体的にみえ、いろいろな方向からみることができます。
痛みもなく、安全にできる検査として普及しています。全身の病気の診断に使われますが、とくに、脳ドックでは、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)を発見するためのスクリーニング(ふるいわけ)検査としてよく用いられます。画像を鮮明にするために、造影剤を使うこともあります。
検査で何が分かる?
血管の狭窄(きょうさく)、閉塞(へいそく)、血管の奇形がないかなどが調べられます。
検査のときの注意/受けるときのポイント
撮影中は体を動かさないようにします。 閉所恐怖症の人は事前に担当者に伝えてください。
検査でわかる病気
脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)、脳梗塞(のうこうそく)、脳動静脈奇形(のうどうじょうみゃくきけい)、もやもや病など頭部や全身のあらゆる血管の病気。
異常がみつかったら?
必要に応じて、超音波検査や血管造影検査など、ほかの画像検査を組み合わせてさらに詳しい検査をしていきます。