MRI(磁気共鳴画像)検査画像診断
- 胸部X線検査(単純撮影)
- 上部消化管(食道・胃・十二指腸)X線検査
- 下部消化管(大腸)X線検査
- CT(コンピュータ断層撮影)検査
- MRI(磁気共鳴画像)検査
- MRA検査(磁気共鳴血管撮影)
- 気管支内視鏡検査
- 上部消化管(食道・胃・十二指腸)内視鏡検査(胃カメラ)
- 下部消化管(大腸)内視鏡検査(大腸ファイバースコープ検査)
- 心臓超音波検査(心エコー)
- 腹部超音波検査(腹部エコー)
- 頸動脈超音波検査(頸部血管エコー)
- PET(ペット)検査
- SPECT(スペクト)検査
どんなときに受ける?
異常が疑われた場合の精密検査として受けます。
どんな検査?

[MRI(磁気共鳴画像)検査]
体内の磁気に対する共鳴作用を利用して、体のいろいろな部分を縦、横、斜めなどあらゆる角度から画像としてうつしだして体内のようすを調べる検査で、全身の精密検査に利用されています。MRIでは、血管の状態も観察することができます。またX線ではうつし出せない骨に囲まれた脳や脊髄などもうつしだせます。
検査は、寝台に横になったまま、ガントリーというドーム状の装置の中に入って受けます。時間は約15分程度かかります。より鮮明な画像を得るために、静脈に造影剤を注入して検査を行うこともあります。
放射線を用いないので被ばくの心配がなく、何度でもくり返し受けることができます。
検査で何が分かる?
脳の疾患や、がんなど全身のあらゆる部位の病変を発見できます。
検査のときの注意/受けるときのポイント
強力な磁気を用いるので、骨折の治療などで骨に金属が入っていたり、心臓ペースメーカーや人工弁、手術で金属製のクリップを装着している人は、事前に申し出ます。
女性はマスカラを取り除く必要があります。タトゥー等のある方も申し出が必要です。
検査でわかる病気
脳梗塞(のうこうそく)や脳出血、動脈瘤(どうみゃくりゅう)、脳腫瘍(のうしゅよう)、頭部外傷、全身の臓器の腫瘍や結石(けっせき)のほか、脊髄や関節、子宮・卵巣などの骨盤内の臓器の病気。