冬の乾燥肌・しわ対策
この季節はなかなかお肌がしっとりしないので、お肌もかなりダメージを受けています。冬だし仕方ないか・・・なんて諦めないで!
カラダとココロが冷めるとお肌にもトラブルが!
アンチエイジング・美肌
肌の潤いや張りには、気の通り道である、顔のツボを刺激して気の流れを良くします。
また、血流をアップさせることが大切です。血流が良くなると皮膚温度も上昇し、ツボとの総合的な効果によって、顔色は明るくなり、シワは目立たなくなり、保湿感も増加してなめらかな素肌へと、肌の状態を若返らせられるというふうに東洋医学では考えられています。年齢を重ねるにつれ、コラーゲン合成や肌の水分量が減少してしわ・たるみが表れます。顔のツボを指圧することは血行を良くして新陳代謝を活発に、しわ・たるみを改善する効果があります。
東洋医学でいう瘀血って何?
血のめぐりが悪く、血液が滞っていることを瘀血といいます。また、東洋では、健康は、気、血、水のバランスが保たれていることが基本に成り立っているという考え方をします。目のまわりのくまや肩こりなどは、その3つのうちの血の流れが滞った状態です。その血液の状態が悪くなると、肌にもその徴候が見られるようになります。なぜなら、肌は内臓の鏡! だからです。
顔だけではなく、全身の血行をスムーズにしましょう。血行を改善する血海や胃腸を調整する足三里、全身・顔面の血流を促す合谷、身体全体のパワーを出す頭頂部の百会なども合わせてツボを押すと更に効果的です。
美肌の手順
お肌の手入れ方法:アロマ温湿布
お肌の汚れはしっかり取れていますか?アロマ温湿布が毛穴を開かせ、汚れを取りやすくするお手伝いしてくれます。
熱めのお湯に精油を混ぜ、タオルで顔をスチーム。好きな香りは一日の疲れもとってくれます。
精油に含まれる、酢酸リナリルの鎮静作用、ゲラニオールやネロールの皮膚弾力回復作用、ピネンやリモネン等の組織再生作用などがあります。お薦め精油:ラベンダー、ゼラニウム、ネロリ、サンダルウッド、フランキンセンス、ローズウッド、イランイラン
乾燥を防ぐために水分補給
ローズウォーター:乾燥肌の方に 肌を落ち着かせて再生してくれる優れた効果があり、非常によい香りがする人気のフローラルウォーター。乾燥肌の方にオススメ。 ダマスクバラの花の水です。
しっかり水分補給をした後は、美容液、乳液などでお肌の保湿を忘れずに!
美肌に良いツボ
ツボを押すときのチカラ加減
ツボは、親指などの指で押しも揉みして「痛いけど気持ちがいい」と感じるくらいの強さが最適です。「1、2、3、4!」で息を吐きながら押し揉みして、「5、6、7、8!」で息を吸いながら力を抜きます。これを1ヶ所につき大体5~10回繰り返します。
また、力を緩めるときも指は肌(ツボ)から離さないように、そしてあまり強く押しすぎないように注意しましょう。
ポイント
長時間押したからといって効果が高まるわけではありません。時間では3分くらい、回数は10回をワンセットに3セットを目安に。普通は、押してみて「痛いけど、気持ちいい」が目安です。顔などは中指、中指を重ねて押します。いつ押すのか?ですが、ツボはいつでもどこでも押せるのが魅力。特に頭痛や肩こりなど痛みのサインが押しどきです。また、慢性の症状を改善するなら、入浴後のリラックスしたときに習慣づけましょう。
絲竹空(しちくくう)
血行不良によるシミなどの色素沈着に効果があると同時に、目尻の小ジワにも効くといわれます。眉毛外端をなぞると、眉毛の切れ目あたりで見つかるくぼみ。
攅竹(さんちく)
眉毛の内側の端あたりにある、小さなくぼみ。膀胱につながっているツボで、顔や体のむくみをとるのに効果があります。刺激することで、血行を促進して、シミやシワを改善、予防する効果もあります。
太陽(たいよう)
眉毛の外端と、こめかみの間に位置するくぼみ。
迎香(げいこう)
鼻孔の外側にあるくぼみ。
下関(げかん)
肌にオールマイティにきくツボ。
内臓を活性化させ、肌にみずみずしさをよみがえらせます。頬骨に沿って指をすべらせていくと、その骨の一番高いところのすぐ下の、くぼんだところです。
印堂(いんどう)
このツボは、精神の安定に重要な働きを持ちます。肌の状態も精神的なものが大きく影響するので、ストレスによる肌荒れや、ニキビ、吹き出ものにも効果的です。