プラスコラム
PLUS COLUMN

インフルエンザ・風邪に負けないで!

季節性インフルエンザに加え、流行している新型インフルエンザ。
会社や学校がお休みになったり、楽しみにしていたイベントやコンサートが中止になったりと、がっかりですね。これからは、積極的に予防して、家族やお友達、同僚とインフルエンザに立ち向かいませんか!

風邪予防にはアロマテラピーを上手に利用し、また、普段から風邪に負けないカラダ作りとして、ツボを刺激して強いカラダを作っておきましょう。

風邪予防アロマテラピー

【風邪予防のマッサージ】

お薦め精油:ユーカリ、フランキンセンス、パイン
これらの精油は、1.8-シネオールやリナロー、αーピネンといった成分を含み、去痰、抗菌、抗ウィルス、免疫力の向上などに有用です。

使用方法

植物油:アーモンド油やホホバ油(5ml)を用意し、上記の精油のいずれかを2種類を1滴づつ混ぜ、胸元や背中をマッサージします。

【抗菌マスク・吸入】

のどや鼻の殺菌に効果的。ティッシュやハンカチに精油をつけて直接嗅ぐ方法で、風邪などの感染症予防にもつながります。

作り方

マスクやハンカチに精油を2滴垂らし、使用します。白い生地のハンカチなどは精油によって、色がつく場合がありますので、ティシュに垂らして、ハンカチに包むと効果的。

風邪に負けないツボ刺激

気温も下がり、冷たい乾燥した風や吹いています。首の後ろにある出っ張った骨のあたりを冷やすと、邪気が入り込み、風邪をひくと伝えられています。東洋医学では風邪(ふうじゃ)ともいいます。この首周りにあるツボを冷やさないように普段から注意し、気の流れである経絡を滞らせることなく、ツボを温めておきましょう。鍼灸治療もお勧めですし、指圧でツボを刺激しても効果的です。また、ゾクッとしたら、ドライヤーなどの熱でツボ周囲を温めるのも良いでしょう。

【効果的なツボ大椎・天突】

風邪による寒気

ツボ名:大椎(だいつい)
場所:首を前に倒したときに、えり首のところに飛び出る骨のすぐ下です。

風邪による鼻水・くしゃみ

ツボ名:天突(てんとつ)
場所:首の付け根で鎖骨と鎖骨の間。

ツボの位置 大椎 天突

プロフィール

神崎 貴子
(かんざき たかこ) 1966年生まれ
神崎 貴子

日本スポーツアロマトレーナー協会スポーツアロマトレーナープロフェッショナル
鍼灸あんま指圧マッサージ師
AEAJアロマテラピーインストラクター

スピリット代官山鍼灸治療院 院長
プレミナスポーツアロマステーション 院長
http://www.puremina.com/
ウイミンズ・ウェルネス銀座クリニック セラピーム 代表
プレミナセラピストスクール 校長

主な活動実績 
女性医療やスポーツ現場で、アロマテラピー、鍼灸治療やスポーツアロマなど代替医療を通して治療を行う。また、スポーツ愛好家の為のセルフケアセミナーやスポーツアロマの講演など幅広く活動。これまでに2000年シドニー五輪・2008年アテネ五輪選手村にて、海外アスリートのボディケアとしてマッサージやコンディショニングを担当(日本人初参加)その他、第1回、第2回東京マラソン海外招待選手担当・世界陸上大阪北欧四カ国合宿参加、北京五輪韓国ナショナルチーム帯同・北京オリンピック北欧五カ国選手合宿参加。『みんなの女性外来』(小学館)『美容と鍼灸』(医道の日本社)ほか著書も多数。

関連キーワード