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プラスコラム
PLUS COLUMN

薬指が長い女性はPMSが重くなる?

生理が近づくと、イライラしたり、怒りっぽくなったり、

頭痛や下腹部・乳房の痛みが起こったり―――

PMS(月経前症候群)は働く女性にとって悩みのタネ。

そんなPMSに関して今回はちょっと気になる報告をご紹介しましょう。

 

女性の約9割がストレスに感じる「PMS」

「生理前に不調を感じるのは、私だけ?」と思っている人も多いかもしれませんが、

PMSに悩む女性はとても多く、

ある製薬会社が行った調査では、女性の約86%がPMSを経験していて、

そのうち約89%の人がPMSにストレスを感じていると答えています。

たしかに、PMSは女性にとって大きなストレスになります。

 

体の不調に加えて心の不調も起こるために、

毎月、生理前は、イライラしたり怒りっぽくなって、

職場の人間関係を悪くしないように気をつけている女性も多いのではないでしょうか。

 

女性にとって、大きな問題であるPMSですが、

原因に関しては、プロゲステロン(黄体ホルモン)の影響や、

脳内物質のセロトニンなどの減少が指摘されていますが、

原因はまだはっきりと解明されていないようです。

 

またPMSの症状の程度の個人差も非常に大きく、

ストレスに感じるもののなんとなくやり過ごせる人もいれば、

毎月生理前になる仕事が手につかなくなるほどの強い症状に悩まされる人もいるようです。

 

症状の重さは、右手の人差し指と薬指の比率に関係する?

症状に大きな個人差のあるPMSですが、なぜ症状に個人差があるかは、

PMSの原因と同じようにまだ解明されていないようです。

しかし、すでにご存知の方も多いかもしれませんが、

朝日新聞デジタルに「女性の月経症状の重さ、『指の長さ』と相関関係?」

という気になる記事が出ていました。

 

記事によると、和歌山県立医科大学の研究で、

出生前に体内で浴びる男性ホルモンが多い女性ほど、

女性の月経前症候群の諸症状が重くなる傾向があることがわかったそうなのです。

 

男性ホルモン量の推定に使われるのが、右手の人差し指と薬指の長さの比率。

以前当コラムで「肉食男子は、薬指が長い!?」という記事を書きましたが、

胎児期に男性ホルモンのテストステロンを大量に浴びた場合は、

薬指は人差し指より長くなり、

女性ホルモンのエストロゲンを浴びた場合は、

その反対になると考えられているそうなのです。

つまり、右手の薬指が長い人は、お母さんのおなかの中でよりたくさんの

男性ホルモン(テストステロン)を浴びて生まれてきたというわけです。

 

さて、PMSの症状が重いと感じているみなさん。右手をじっと見てみてください。

みなさんの薬指は人差し指よりも長いですか?

「私はあてはまるけど、男性ホルモンが多いなんてちっともうれしくない」

などと思う人もいるかもしれませんね。

 

でも、男性ホルモンが多い女性は、決断力や冒険心に富むそうですよ。

デメリットばかりに目を向けないで、メリットもおおいに評価してください。

PMSの対処法については、あらためてまたご紹介しますのでそちらも参考にしてくださいね。

 

<参考資料>

*『女も知らない女のカラダ』(経済界:対馬ルリ子)

 

<参考URL>

*「2012年PMS(月経前症候群に関する男女の意識調査」(小林製薬株式会社)

https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/report/pdf/v31.pdf

 

*「女性の月経前症状の重さ『指の長さ』と相関関係?」朝日デジタル2017年11月1日

http://www.asahi.com/articles/ASKB04GTTKB0PXLB00J.html

プロフィール

医療ライター
中出 三重

株式会社エム・シー・プレス勤務(医療ライター・編集者)

*出版社勤務、フリー編集者を経て、企画・編集室/株式会社エム・シー・プレス勤務。

*女性を取り巻く医療と健康、妊娠・出産・育児の他、予防医学、治療医学などを中心に、多くの単行本を企画・編集・執筆。

*楽しく食べること、おいしく飲むことをこよなく愛する。休日の楽しみは公園ごはんと街歩き。