お肌の大敵 不眠
栄養や運動をしっかりとっていても、睡眠不足は肌のトラブルの元となりやすいです。12時から2時ぐらいの間に新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌され、肌がこの時間に活発に再生されるからです。
この時間を肌のゴールデンタイムとも呼んでおりますが、このように成長ホルモンは睡眠中に分泌されますので、十分な睡眠時間の確保をいたしましょう。
肌細胞は表皮の基底層で生成されるのですが、古い皮質は28日間で少しずつフケや垢となって剥がれ落ちていきます。丁度4週間です。これを肌のターンオーバーと言いますが、睡眠不足によって成長ホルモンの分泌が妨げられると、お肌の新陳代謝がスムーズにできなくなり、ターンオーバーに悪影響が出て、お肌の状態が悪化します。
言い換えれば、睡眠不足で肌の再生が遅くなり、角質がたまって、ぶ厚くカサカサの肌になってしまうのです。
さらに睡眠不足が続くと、体は疲れ、気持ちもいらいらすることが多くなりますが、これも一種のストレスと言えます。人はストレスを感じると自律神経が活動を始め、血行が悪くなり、その結果、活性酸素が発生してしまいます。
過剰に活性酸素が発生すると、正常な細胞を攻撃し、破壊しますので、お肌のターンオーバーがスムーズに行われず、肌の老化が進みやすくなるのです。
1日の終わりにアロマバスでリラックス
半身浴が効果的です。38℃から39℃くらいのお湯に、20分から30分ほどゆったり浸かり、からだの芯までじんわり温めます。ラベンダーやゼラニウム、イランイランなどのエッセンシャルオイルをたらすとリラックス効果も加わり、ストレス解消にもつながります。
レシピ
バスソルト:大匙2~3杯の岩塩に精油を4滴混ぜ合わせ、入浴直前にバスタブの中に入れる。