プラスコラム
PLUS COLUMN

安眠とスッキリした目覚めに

仕事から帰宅しても体の緊張が持続して、疲れているのに眠れない、夜中に目が覚めるなどのお悩みはありませんか?
アロマセラピーは心身をリラックスさせ、副交感神経を優位にすることから、安眠にとても効果的です。
遅い帰宅から就寝までに時間がない方、アロマオイルを使って短時間で心身をリラックスする方法をご紹介します。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。この時期こそしっかり睡眠をとって体を休めましょう。
質の良い眠りは、翌朝の目覚めもスッキリ爽やかにしてくれます。

入浴

冷えた体を芯から温めてください。ゆっくりと深呼吸して香りをお楽しみください。
バスソルトにアロマオイルを5~10滴ほど混ぜてお使いいただくと、アロマオイルがお湯になじみやすくなります。

芳香

ディフューザー

場所を問わずお使いいただけます。私は寝室に置いて、就寝30分前からベッドに入るまでの時間に芳香して使用しています。
ベッドに入る頃には、部屋中にいい香りが漂っています。それ以降は、音が気になるため電源をオフにしますが、眠りに着く前の時間だけでも十分に香りを感じてリラックスできます。

髪の毛や手首に

髪の毛の先や手首に少量のアロマオイルを付けてお休みください。ベッドの中でもしっかりと香りを感じ、心地よい香りに包まれます。香りが強くなりすぎないよう、少量でお試しください。
エステルの成分を多く含むラベンダーやカモミールローマン、クラリーセージは肌刺激が少なく安全にお使いいただけるオイルです。

※個人差がありますので、詳しくはアロマセラピストにお尋ねください。

ネロリ

ネロリオイルは、優れた鎮静作用を持ちます。緊張や疲労、不安を和らげ、安心感や強さを与えてくれる香りです。
ネロリオイルは、スキンケアにおいても肌細胞の成長を促し、健康で美しい肌をもたらします。無香料のフェイスクリームに混ぜもご使用いただけます。

フランキンセンス

仕事の忙しさから気持ちを切り替えてくれる香りです。フランキンセンスはイライラを解消し心を穏やかにします。
少量のオイルを胸の間に付けると、呼吸をスムーズに促し、喘息などの症状にも役立ちます。

クラリーセージ

リラックスをもたらすだけ出なく、疲労回復にも役立ちます。目の疲れ、頭痛緩和にも有効的です。生理前のイライラや疲れ、月経痛も軽減してくれます。

ベルガモット

不安を感じるとき、気持ちを明るく元気付けてくれる香りです。緊張を取り除き、ストレスが原因で起きる胃痛や便秘、下痢などの症状を緩和してくれます。ベルガモットは、深い眠りを誘い、翌朝の目覚めも爽やかに促してくれます。

オススメブレンド

ベルガモット3滴・ネロリ2滴・フランキンセンス1滴

寝る直前までのパソコンや携帯の使用、カフェインの取りすぎも、交感神経を刺激して、睡眠障害の原因に。カフェインは夜取らないように、パソコンや携帯からは少なくとも寝る1時間前までには画面から離れる習慣をつけましょう。
心身のリラックスや、体の温めに、ホットミルクやノンカフェインのハーブティーもオススメです。

プロフィール

トマス 玲子 Reiko Thomas
アロマセラピスト
トマス 玲子 Reiko Thomas

Terrace AOYAMA マネージャー

英国IFPA(ITHMA, Dip) 認定アロマセラピスト
ARTQ認定妊産婦ケアマスター
ITHMA Aromatherapy & Massage in Pregnancy Certificate