胃の不調を抱えやすい生活送っていませんか?
胃の調子がなんとなく悪いということはありませんか?
胃腸の調子は、日ごろの生活習慣とも大きな関係があるようです。
日本人は胃のトラブルが多い?
日本人の3人~4人に1人が胃の不快感を抱えているといわれるほど、日本人は胃のトラブルが多いようです。
胃炎や胃・十二指腸潰瘍など胃の不調の原因はさまざま。
これといった病気がなくても、胃は食生活やストレス・緊張、体調などの影響を受けやすいといわれています。
胃に負担をかけてしまう「こんなこと」
胃もたれや胸やけなど、胃に不調を抱えやすい人は、日常生活の中でこんな傾向があるようです。
1)姿勢が悪い
猫背の姿勢は、おなか全体を圧迫して胃腸の機能を低下させてしまうそうです。
2)早食い・どか食い
良く噛まないで食べてしまうと消化が悪く、胃酸の分泌が多くなります。
またドカ食いをしたときも、胃には大きな負担がかかるといわれています。
3)ストレスをためやすい
ストレスは、胃に大きな負担をもたらせて胃の働きを低下させることがわかっています。
4)喫煙者・アルコールが好きな人
喫煙は胃の粘膜の血流を低下させるといわれています。
またアルコールは食欲を増進させますが、多量に飲むと嫌食堂の粘膜を荒らしてしまうそうです。
胃の不調が続くときは一度は受診を
胃のトラブルは、胃の働きを低下させるライフスタイルとも深い関連があるようです。
思いあたる項目のある人は、胃をいたわる生活を心がけてみませんか?
ただし、単なる胃の不調だと思っていたら、病気が隠れていることもあります。
胃の不快感が続くときには念のため受診して、病気がないかを確かめてもらうことをおすすめします。
ところで、胃の不快な症状あるのに、検査しても何の病気もみつからないこともあるようです。
このような状態を「機能性ディスペプシア」というそうです。
これについては、いずれまた改めてご紹介します。
<参考図書>
「ウィメンズメディカ」(小学館)