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【New】まだまだ暑い! 朝食抜きで高まる熱中症のリスク

気象庁の発表によると、9月までは猛暑の可能性があるとの予報。

今しばらく熱中症に注意が必要のようです。

 

水分補給は食事からも

今年も猛暑が続く中、熱中症の救急搬送者の数が増加しているようです。

気温や湿度の高い環境(暑熱環境)下で、体の脱水状態が進んだかたちで起こるのが熱中症。こまめな水分補給が熱中症予防・対策の第一歩といわれています。

水分補給といえば、私たちは飲むことばかりに意識が向きがちですが、水を飲むほかにも食べることでも水分の補給ができているそうです。

実は、1日に必要な水分量の約半分は食事からとっているといわれています。

 

意外に多い食事の水分量

食べ物からとる水分は、汁物やくだもの・野菜などはイメージしやすいかと思います。けれども例えば、ご飯100gにも、50~60gの水分が含まれているそうです。肉や魚にも水分が含まれていますし、煮物や蒸し物など料理の品数を増やすことでさらに水分を増やすことができるといいます。

また、食べ物に含まれる栄養素がエネルギーになるときには、約300ミリリットルの代謝水が発生するといわれています。

3食きちんと食事をとれば、栄養とエネルギーだけでなく、大切な水分も同時に補給していることになります。

 

とくに朝食が大事

 とくに、朝食をとることは熱中症予防対策で大事なポイントだそうです。

というのも、朝は、睡眠中にかいた汗で体が脱水気味。朝食をしっかりとって水分や塩分を補うことが大切だといわれています。

 朝食をとれば体も目覚めて、活動スイッチがしっかり入ります。仕事の効率もアップしますから、暑い夏こそしっかり朝食をとりたいものですね。

 

疲れているときや睡眠不足、二日酔いのときも要注意

 ところで、疲れているときや睡眠不足、二日酔いなども熱中症になりやすいといわれています。

 こんなときは、無理は禁物。

ふだんよりもいっそうこまめに水分補給を行って、しっかり休憩をとることを心がけましょう。

 日照時間が長い夏は、つい夜更かしをして生活リズムが乱れがちです。

十分な睡眠で休養をとり、3食バランスよく食事をする……熱中症のリスクを減らして今年の猛暑を元気に乗り切るには、あたりまえのようですが、生活リズムや体のリズムを整えることが大事なポイントになるようです。

 

<参考>

※「熱中症予防情報サイト」(環境省)

※「日常生活における熱中症予防」(日本生気象学会)

※「実は食事も水分補給」(あきる野市)

 

 

プロフィール

医療ライター
中出 三重

株式会社エム・シー・プレス勤務(医療ライター・編集者)

*出版社勤務、フリー編集者を経て、企画・編集室/株式会社エム・シー・プレス勤務。

*女性を取り巻く医療と健康、妊娠・出産・育児の他、予防医学、治療医学などを中心に、多くの単行本を企画・編集・執筆。

*楽しく食べること、おいしく飲むことをこよなく愛する。休日の楽しみは公園ごはんと街歩き。