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プラスコラム
PLUS COLUMN

休み疲れをリセットしよう!

大型連休も終わって、さぁ、仕事! と思うものの、なかなか仕事モードに切り替わらず、

調子があがらない人も多いのでは。

頭がボーッとする、体がだるい、なんていう人は、体内時計が乱れて「時差ボケ」状態なのかもしれません。

 

体内時計の乱れは不調のもと!

休み中は、思う存分朝寝坊をしたり、長時間昼寝をしてたっぷり休んだはずなのに、なぜか休み明けにぐったり疲れて調子が出ない……

休み明けに起こるこんな不調は、体内時計が乱れたことによって起こる「時差ボケ」のような状態だと考えられています。

体温や血圧、食欲、ホルモン分泌や免疫など私たちの生体リズムを整えているのが体内時計。

その体内時計の働きがうまくいかないと、生体リズムが崩れて、集中力の低下や倦怠感、食欲不振、肌荒れなどさまざまな不調が起こってきます。

さらには、体内時計の乱れは不眠や肥満、生活習慣病など深刻な不調や病気につながるといわれていますから、ここはしっかりと体内時計をリセットしたいものですね。

 

リセットのカギは「朝日」と「朝食」

体内時計をリセットするには、規則正しい生活を送ることがいちばんといわれていますが、忙しい現代人にとって、これがいちばんむずかしい課題なのかもしれません。

でも、何もかもがんばって正そうとしなくても、まずは朝起きたら、次の2つを習慣づけることからはじめてみませんか。

 

(1)目覚めたら朝日を浴びよう!

脳の中の体内時計をいちばん強く調節するのが朝日の力。

朝日を浴びると体内時計がリセットされて、活動状態に導かれるといわれています。毎朝起きたら、カーテンを開けて必ず朝日を浴びましょう。

ベランダや庭に出て思いきり伸びをするのもいいですね。

寝室の窓はレースのカーテンにすると目覚めもよくなるそうですよ。

遮光カーテンの場合は、カーテンを数センチ開けて眠ると、寝室に朝日が入り込んで自然な目覚めが期待できます。

 

(2)朝食をしっかり食べよう!

もうひとつ、体内時計をリセットしてくれるのが朝食なのです。

夜から朝にかけての空腹の時間が長いほどよく、朝起きて1位時間以内にとるのがベストだといわれています。

これまで、朝食をとる習慣がなかった人は、バナナやヨーグルトをなどで朝食習慣をつけてみてはいかがでしょう。

ところで、遅い夕食をとっていると体内時計の針が遅れ、朝食による体内時計のリセット効果が薄れてしまうそうなので、できるだけ夕食は早めにとったほうがよさそうです。

残業やシフトワークで夜遅い食事になる場合は、昼食から夕食の間に軽く何かをつまんで、遅い夕食は軽めにとっておくとよいといわれています。

いずれにして遅い夕食や夜のドカ食いは、肥満につながり、睡眠の妨げになるといわれています。

シフトや残業などで夕食が遅くなりがちな人は、夕食のとり方を見直したほうがよさそうですね。

ところで、体内時計をリセットする朝食ですが、最近は朝食を抜くとうつになりやすいなど、心の健康と食事の関係が注目されています。

これについては、また次の機会にお話しましょう。

 

 

 

<参考URL>

*朝型か夜型か…鍵を握るのは「絶食時間」(毎日新聞医療プレミア)

https://mainichi.jp/premier/health/articles/20160404/med/00m/010/002000c

 

*「体内時計のヒミツを探る」けんこう名探偵(大原薬品工業株式会社)

http://www.ohara-ch.co.jp/meitantei/index.html

プロフィール

医療ライター
中出 三重

株式会社エム・シー・プレス勤務(医療ライター・編集者)

*出版社勤務、フリー編集者を経て、企画・編集室/株式会社エム・シー・プレス勤務。

*女性を取り巻く医療と健康、妊娠・出産・育児の他、予防医学、治療医学などを中心に、多くの単行本を企画・編集・執筆。

*楽しく食べること、おいしく飲むことをこよなく愛する。休日の楽しみは公園ごはんと街歩き。