プラスコラム
PLUS COLUMN

心を安定させるホルモン「セロトニン」を知らず知らずのうちに減らしていませんか?

あなたのセロトニン、大丈夫?

セロトニンは「気分や感情」をコントロールするのに欠かせない神経伝達物質のひとつ。心の安らぎにも関与することから、幸せホルモンとも呼ばれています。セロトニンが減ると、気分が落ち込んだり、イライラしたり、集中力が低下したり……。現代人はセロトニンが分泌されにくい生活を送りがちだといわれています。

 

ついやってしまいそうな生活習慣の中から、気になるチェック項目を集めてみました。あなたはいくつあてはまりますか?

 

 

<食事編>

  1. □ 朝食抜きなど、食事は3食とらないことが多い 
  2. □ 肉や魚はあまり食べない
  3. □ 大豆製品、乳製品はあまり食べない
  4. □ 偏食である
  5. □ 丼ものや麺類を食べることが多い
  6. □ コーヒーやエナジードリンクなどをよく飲む(*カフェインはセロトニンを減少させるといわれています)
  7.  

<睡眠・生活編>

  1. □ 夜中にコンビニに行くことが多い
  2. □ 寝る前にスマホやパソコンをよく見ている
  3. □ 部屋を明るい状態にして寝ている
  4. □ 運動はほとんどしない
  5. □ 不規則な生活をしている
  6. □ 夜型人間だと思う
  7. □ 朝はぎりぎりまで寝ている
  8. □ 日中はあまり外に出ていない(太陽を浴びていない)

  9. <心の健康編>
  10. □ 他人とあまりしゃべらない
  11. □ 泣いたり笑ったりといった感情を出さないほうだと思う
  12. □ 過剰なストレスがかかっていると思う
  13. □ ストレスが長期化していると思う
  14. □ 疲れがたまっていると思う

 

 

(回答)

*0~3コの人

あてはまる項目が0の人は、セロトニンが足りているようです。ぜひ今の生活習慣をキープしてください!チェックが1~3コ付いた人は、チェック項目ゼロを目指して生活を改善しましょう。

 

*4~10コの人

チェック4コの人は、このままでいくとセロトニンが減る可能性が大。セロトニン欠乏脳になりかかっています。

チェックが5コ以上付いた人は、すでにセロトニン欠乏脳になっている可能性が大。「食事編」「睡眠・生活編」「心の健康編」のどこに多くチェックがついたかを見直して、できるところから改善していきましょう。セロトニンを増やすと、心の安定が保たれ、やる気もアップしますよ!

 

食事編に多くのチェックが付いた人

⇒ セロトニンの材料となる栄養が十分にとれていないようです。

 

睡眠・生活編に多くのチェックが付いた人

⇒ 朝日を十分にあびていなかったり、質のよい睡眠がとれていない可能性があります。

 

心の健康編に多くのチェックが付いた人

⇒ ストレスによりセロトニンが減り、セロトニン減少からさらにストレスがたまるといった悪循環を起こしている可能性があります。

 

*11~15コの人

セロトニン減りっぱなしで「うつうつ気分」になっていませんか?今のあなたは、あきらかにセロトニンが分泌されにくい生活を送っています。チェックの多い項目を見直して、できるところから改善し、「元気脳」と「明るい気持ち」を取り戻しましょう。セロトニンが増えれば、、仕事への意欲や集中力もUPしますよ。

 

食事編に多くのチェックが付いた人

⇒ セロトニンの材料となる栄養が十分にとれていないようです

 

睡眠・生活編に多くのチェックが付いた人

⇒ 朝日を十分にあびていなかったり、質のよい睡眠がとれていない可能性があります。

 

心の健康編に多くのチェックが付いた人

⇒ ストレスによりセロトニンが減り、セロトニン減少からさらにストレスがたまるといった悪循環を起こしている可能性があります。

 

 

◆セロトニン活性術コラム

「うつうつ脳をぶっ飛ばせ! 幸せホルモン「セロトニン」の活性術」

肉を食べて幸せに――気持ちが凹んだときは肉を食べよう!

 

※このチェックテストは、病気を診断するものではありません。自分の健康を考える一助にしてください。気になる症状があるときは、必ず医療機関を受診してください。

 

プロフィール

医療ライター
中出 三重

株式会社エム・シー・プレス勤務(医療ライター・編集者)

*出版社勤務、フリー編集者を経て、企画・編集室/株式会社エム・シー・プレス勤務。

*女性を取り巻く医療と健康、妊娠・出産・育児の他、予防医学、治療医学などを中心に、多くの単行本を企画・編集・執筆。

*楽しく食べること、おいしく飲むことをこよなく愛する。休日の楽しみは公園ごはんと街歩き。