• 文字サイズ
  • サイズ小
  • サイズ中
  • サイズ大
  • 印刷する

健康診断ガイド

体の機能を調べる検査

身体測定(肥満度の検査)

基準値

ふつう体重 BMI18.5以上25未満
腹囲 男性85cm未満 女性90cm未満

どんなときに受ける?

・一般健診で必ず行う検査です。
・10代後半~20代は健診を受ける機会がほとんどありませんが、ダイエットのしすぎや摂食障害、逆に過食で太りすぎてもホルモンバランスを崩すなどの問題が出てきます。病気の症状がなくても、検診を受けて自分の適正体重を知りましょう。

どんな検査?

身長と体重を計測して、肥満ややせがないかを調べます。メタボリックシンドロームの健診として腹囲測定も行われています。

検査で何がわかる?

[肥満・内臓脂肪の蓄積が多い場合]
肥満は食べすぎや運動不足で起こりますが、女性に多い甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)が原因で肥満が起こることもあります。また、内臓脂肪の蓄積が多い人は、メタボリックシンドロームに注意が必要です。内臓脂肪が多いと、脂質異常症(ししついじょうしょう)(高脂血症)、高血圧、高血糖のそれぞれの値が「ちょっと高め」程度であっても、これらを重ね持つことで中高年以降、動脈硬化が進行し、心筋梗塞など命にかかわる病気を起こす率が高くなります。
[やせの場合]
急にやせてきた場合は、その原因を探ることが大事です。女性に多い甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)や膠原病(こうげんびょう)、その他の代謝、内分泌の病気、また消化器疾患や糖尿病、がん、ホルモン異常などの病気で体重が減ることがあります。また無理なダイエットは、貧血や無月経、摂食障害を引き起こします。

検査結果の見方

[肥満度の判定]
肥満度をみるために、現在最も広く用いられているのが「BMI(ボディ・マス・インデックス)という体格指数による判定法。統計上、BMI22がもっとも病気にかかりにくいといわれており、その体重が標準体重とされています。
[BMIの求め方]
BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

BMI
判定
18.5未満 低体重
18.5以上25未満 普通体重
25以上30未満 肥満(1度)
30以上35未満 肥満(2度)
35以上40未満 肥満(3度)
40以上 肥満(4度)

メタボリックシンドロームの診断基準

(1)が当てはまり、なおかつ(2)〜(4)までの中で2つ以上当てはまる場合は、メタボリックシンドロームと診断されます。

(1)腹囲
男性85cm以上、女性90cm以上
(2)高血圧
収縮期血圧(最高血圧)が130mmHg以上、拡張期血圧(最低血圧)が85mmHg以上(どちらか、または両方)
(3)脂質異常症
(高脂血症)
中性脂肪値が150mg/㎗以上、HDLコレステロール値が40mg/㎗未満(どちらか、または両方)
(4)高血糖
空腹時血糖値が110mg/㎗以上

*(1)に加えて、(2)~(4)の2つ以上にあてはまる場合にメタボリックシンドロームと診断される。

ドクターから女性へ

若い女性の「やせ」が目立ちます。1か月のうち体重の5%が減っても無月経になる可能性があります。月経がこなくなるということは、女性の美しさと健康を守ってくれる女性ホルモンが低下してしまうということです。適正体重と体脂肪を保つことは、女性にとってとても大事なこと。無理なダイエットは、危険であることを認識しましょう。
一方女性ホルモンが減少する更年期からは、肥満になりやすく、メタボリックシンドローム予備軍の女性が増えてきます。食事と運動を組み合わせて、上手に体重管理をしてください。

Powered by ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社