眼圧検査体の機能を調べる検査
基準値
眼圧 21mmHg未満
どんなときに受ける?
健康診断や人間ドックで受ける場合と、医師の指示で受ける場合があります。
どんな検査?
眼球の内圧を測定する検査です。緑内障を調べるときには必ず行います。
検査方法には、眼圧計を角膜に接触させて行うものと、角膜に向けて表面を噴射して眼圧を計測する方法があります。
検査で何がわかる?
眼圧の高さで緑内障(りょくないしょう)や高眼圧症(こうがんあつしょう)(眼圧は高いけれど視野に異常がない状態)などがチェックできます。ただ、近年日本人では、正常な眼圧でも緑内障を発症する「正常眼圧緑内障」が多いことがわかってきました。
正常眼圧緑内障は、従来の眼圧検査では発見できませんので、40歳を過ぎたら、眼圧検査とともに眼底検査や視野が欠けていないか調べる「視野検査」もあわせて受けることをおすすめします。
異常があるときに疑われる病気
眼圧は一般に10~20mmHgが正常眼圧です。21mmHg以上の場合は、緑内障や高眼圧症が疑われます。
異常がみつかったら?
眼科で、眼底検査や視野検査などの精密検査を受けることが必要です。