変形性腰椎症
[へんけいせいようついしょう] 体の病気　骨・関節

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• 石灰沈着性腱板炎
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• 腰椎椎間板ヘルニア
• 腰椎分離症・腰椎すべり症
• 変形性腰椎症
• 胸郭出口症候群
• 肩関節周囲炎（五十肩・四十肩）
• 上腕骨外側上顆炎
• 腱鞘炎（ドケルバン腱鞘炎・ばね指）
• 手根管症候群
• へバーデン結節
• 拇指ＣＭ関節症
• 変形性肘関節症
• 変形性股関節症
• 変形性膝関節症
• 変形性足関節症
• 外反母趾
• 偏平足

老化や慢性的に腰に負担がかかることによって、腰椎（ようつい）と腰椎の間にあってクッションの役割をしている椎間板（ついかんばん）がつぶれたり、 椎体（ついたい）に骨棘（こっきょく）という骨の出っ張りができるなどして、 神経など周囲の組織を刺激する病気です 。

症状

腰が重く、だるい、鈍く痛むといった症状が現れます。痛みはおしりから太ももまで広がることもあります。特に朝起きたときに痛むことが多いものです。
病気が進行すると、腰部脊柱管狭窄症（腰椎での神経の通り道が狭くなった状態）を引き起こすこともあります。そうなると、腰痛だけでなく、足にしびれや痛みが出て、休み休みでなければ歩けなくなります。

原因

加齢による骨の変形が原因です。
ただし、骨の変形があっても痛みの出ない人もいます。 そのような場合は、ただの加齢現象と考え、治療の必要はありません。

治療

痛みに対しては、消炎鎮痛剤薬や筋弛緩（きんしかん）薬の内服薬や消炎剤のはいった外用薬や患部を温める温熱療法を行います。
痛みが強い部位への神経ブロックなどを行うこともあります。コルセットの装着や腰椎のけん引療法を行うこともあります。
痛みは安静で治ることが多く、手術が行われることはまずありません。

注意したいこと

腰に負担をかからない動作を心がけましょう。肥満の人は、やせることが重要です。
症状がおさまったら、腹筋や背筋を強くする運動を行って、筋力をアップさせましょう。