空気嚥下症
[くうきえんげしょう]
体の病気 消化器(胃・腸)・肛門
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受診するなら
内科、消化器科、心療内科
食べ物などと一緒に空気を多少は飲み込むことがありますが、ほとんどはげっぷやおならとして体外に放出されます。
ただ、なかには食事のとき以外にも無意識に空気を飲み込むケースがあります。過剰な空気が胃や腸にたまり、げっぷや放屁、おなかが張った感じといった症状がみられます。
精神的なストレスによるもののほか、早食いや口呼吸をする人などや消化管の閉塞が原因のこともあります。
症状
主な症状として、腹部の膨満感や圧迫感、腹部の痛み、頻繁なげっぷや放屁、おなかがゴロゴロと鳴る腹鳴(ふくめい)、しゃっくりなどがみられます。胃や腸にたまったガスが横隔膜を圧迫して、動悸や息切れなどを誘うことがあります。
原因
多くは精神的なストレスによって空気を飲み込んでしまうことが原因です。
また、早食いや飲料水をがぶ飲みする人、口呼吸をする人などにもみられます。
消化管が閉塞してガスがたまる場合もあります。
治療
早食いやがぶ飲みなど生活上の癖が原因のときは、そうした癖をなくすようにします。
精神的なストレスが原因の場合は、不安や緊張を和らげるなど、カウンセリングなどの精神療法を行います。