爪囲炎
[そういえん]
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受診するなら
皮膚科
手足の爪の周囲の皮膚が炎症を起こしたものです。
ばい菌や真菌(カビ)の一種であるカンジダの感染によるもの、ほかに湿疹もあります。
症状
要因はいろいろですが、いずれの場合も、爪の周囲や爪の生えぎわが赤くなって腫れたり、爪と皮膚のあいだにすき間ができて、圧迫すると痛みがあります。
化膿して膿(うみ)が出ることもあります。
別名「ひょう疽(そ)」とも呼ばれるものは、おもに黄色ブドウ球菌によって起こり、激しい痛みをともなう急性炎症のことが多いのですが、ときに慢性に経過するケースもあります。
カンジダ性は、水仕事が多い主婦や水を扱う仕事の人に多くみられ、爪の色がにごったり変形します。
治療
ばい菌が原因で起こっている場合は、抗生物質の内服と抗菌薬含有クリームを外用します。ガジンダ性の場合は、抗真菌薬を外用します。湿疹性の場合は、湿疹の治療を行ないます。