たこ(胼胝腫)
[たこ(べんちしゅ)]
体の病気 皮膚
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- 薬疹
- 単純ヘルペス(単純疱疹)
- 帯状疱疹
- 皮脂欠乏性湿疹
- 皮膚がん
- にきび(尋常性ざ瘡)
- いぼ(尋常性疣贅)
- しもやけ
- たこ(胼胝腫)
- うおのめ(鶏眼)
- 足白癬(水虫)
- 爪白癬(爪水虫)
- 爪囲炎
- 陥入爪(まき爪)
受診するなら
皮膚科
おもに足の裏、足の指のあいだ、手のひら、手の指などにみられます。
皮膚の表面の角質が部分的に厚く盛り上がり、かたくなったものです。ほぼ円形で、黄色みを帯びています。
症状
通常は痛みはなく、あっても強くはありません。
原因
外からのくり返し受ける刺激や圧迫、まさつに対して、皮膚が自分自身を守ろうとして角質が厚く、かたくなるために生じます。
特に足に合わない靴をはいて、常に足の一部が刺激を受け続けているとできやすくなります。
字をよく書く人にできる「ペンだこ」、指を吸う赤ちゃんにできる「しゃぶりだこ」などもあります。
治療
痛みがなければほうっておいてよいものですが、気になるようなら、サリチル酸入りの絆創膏を患部に貼り、角質をやわらかくしてからナイフなどで少しずつ表面を削り取ります。
自分でうまくできないときは、皮膚科で削ってもらいましょう。
注意したいこと
足にできたたこは、治っても、足に合わない靴をはき続ければすぐに再発します。自分に合った靴を慎重に選んではくことが何より大切です。