プラスコラム
PLUS COLUMN

「お疲れさま」の胃をいたわってあげよう!

お正月は、お酒を飲んだりごちそう続きで胃がお疲れモード。正月休みが終わって、日常 生活に戻るこの時期は「食欲がない」「胃が重い」など胃の不調を訴える人が増えてきます。また、胃が弱っているときは、にきびや吹き出ものが出てくるのも 悩みのタネですね。胃にやさしい食生活をして、胃腸の疲れをリセットしましょう。
 

胃はタフな反面デリケートな臓器

胃は、毎日休まずに食べ物を消化してくれる大事な臓器。食べた物を貯蔵し、最初に消化するという大切な働きをしています。胃は、毎日タフに働いてくれる半面、ストレスや冷え、食べすぎ飲みすぎなどちょっとしたことでも傷つきやすい臓器だといわれています。

食べ過ぎ、飲みすぎが続いたあとは胃にやさしい食生活を心がけて疲れた胃を休ませてあげましょう。
 

胃腸が疲れるこの時期は、野菜たっぷりの鍋やスープがおすすめ

胃が疲れているときは、うどんやそば、おかゆなど消化のよい炭水化物や加熱した野菜をたっぷり食べることをおすすめします。
 

胃が弱っているときにぴったりなのが、野菜たっぷり鍋物やスープ。消化を助ける酵素を含む大根をたっぷり使ったみぞれ鍋や、傷ついた胃を修復してく れるビタミンUたっぷりのキャベツのスープなどは、胃にもやさしく、正月明けのダイエットや節約レシピとしてもぴったりです。消化されやすいたんぱく源と しては豆腐料理もおすすめです。
 

反対に、できるだけ避けたい食品は香辛料やアルコール、カフェインなど胃壁を刺激する食べ物や飲み物。胃酸を過剰に分泌させて、胃粘膜を荒らす原因 になります。タバコもよくありません。また、脂っこい食べ物や繊維質の多い食べ物や海藻類、塩分の強い食べ物、極端に熱いもの、冷たいものも胃の負担にな ります。
 

 
 

食べ方にも工夫が必要

食事は規則正しく3食摂ろう

規則正しい時間に食事を取ることで、消化液が分泌されて消化酵素や胃腸が働きます。また、空腹が長時間続くと胃酸が過剰に分泌され、胃炎や胃潰瘍になりやすい状況が生まれます。忙しいときもできるだけ3食きちんと摂りたいものです。
 

ゆっくりよく噛んで食べ、腹八分目にする

食事をよく噛んで食べると、食べものが細かくなって唾液と混ざりあい、胃で消化しやすくなります。また、腹八分目にすることはダイエットにもいいことですが、胃にもやさしい食べ方なのです。さらによく噛むことで脳が活性化しますから、午後の仕事もはかどるはずです。

わかってはいるけれど、忙しくて3食ゆっくり食べるなんて無理という人も多いかもしれません。そんな方は、まず1日1食だけはゆっくり食べることを心がけてみませんか。小さな一歩が、次の1歩につながります。

プロフィール

中出 三重
医療ライター
中出 三重

株式会社エム・シー・プレス勤務(医療ライター・編集者)

*出版社勤務、フリー編集者を経て、企画・編集室/株式会社エム・シー・プレス勤務。

*女性を取り巻く医療と健康、妊娠・出産・育児の他、予防医学、治療医学などを中心に、多くの単行本を企画・編集・執筆。

*楽しく食べること、おいしく飲むことをこよなく愛する。休日の楽しみは公園ごはんと街歩き。