子宮頸管ポリープ
[しきゅうけいかんぽりーぷ]
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[子宮頸管ポリープ]
子宮頸管(しきゅうけいかん)の粘膜にできたポリープ(茎のある突起)が、子宮口から垂れ下がった状態です。
ほとんどが良性でがん化することはまれです。
症状
おもな症状は不正出血です。とくにセックスのときやからだを動かしたあとに出血しやすくなります。
これは、ポリープが少しの刺激でも出血しやすいからです。
そのほか、おりものがふえることもありますが、自覚症状がない場合もあります。
ポリープは赤くてやわらかく、数mmから数cmまでさまざまな大きさがあります。ポリープの数も、1つだけ発生することもあれば、数個のポリープができることもあります。
原因
子宮頸管の炎症や女性ホルモンが影響するのではないかといわれていますが、はっきりしていません。
治療
手術でポリープを切除します。ポリープの数や大きさなどの状態にもよりますが、多くは、ポリープの根元をねじり取るかんたんなもので、外来で治療できます。
注意したいこと
ほとんどが良性ですが、念のため取ったポリープは、組織検査して悪性でないか、確認しましょう。