髄膜炎
[ずいまくえん]
頭部の病気 頭・脳・耳
受診するなら
神経内科、脳神経外科
脳と脊髄(せきずい)をおおう脳脊髄膜に炎症が起こります。
多くは細菌やウイルス、真菌(カビ)などの病原微生物が脳髄膜に感染して起こります。感染した微生物によって特徴があり、原因の微生物が判明すれば、それぞれの病名で呼ばれます。
細菌性髄膜炎、結核性髄膜炎、真菌性髄膜炎、ウイルス性髄膜炎などです。
症状
はじめに発熱と寒気が現れ、激しい頭痛、吐き気と嘔吐が生じてきます。意識の低下やけいれんをともなうこともあります。
原因
悪性腫瘍、心臓病、糖尿病、腎臓病など何らかの全身性の病気があって、免疫力が低下していると、起こりやすくなります。
治療
感染源である微生物に応じた薬物を用いた治療が中心です。全身性の病気の治療も必要です。