橋本病(慢性甲状腺炎)
[はしもとびょう]
女性特有の病気 その他
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- バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
受診するなら
内科、内分泌科
甲状腺に慢性的な炎症がつづく病気です。
甲状腺機能低下症の代表的な病気といわれますが、多くは甲状腺の機能は正常です。
患者さんの9割は女性で、中年女性の3〜5%にみられるといわれます。
症状
甲状腺がかたく腫れて、さわると表面がゴツゴツとした感じがします。
体温が低くなる、皮膚のかさつき、脈拍の減少などがみられます。
甲状腺ホルモンが低下すると、甲状腺機能低下症の症状として、倦怠感、気力の低下、冷え、便秘、声のしわがれ、手足のむくみ、会話が遅くなるといった症状が現われます。
さらに甲状腺ホルモンの低下が進むと息切れや呼吸困難、月経の異常などがみられます。
原因
免疫の異常による自己免疫疾患で、はっきりした原因は不明です。
遺伝や体質が関係しているともいわれます。
治療
甲状腺機能が低下している場合は、甲状腺ホルモン剤を服用します。甲状腺機能が正常な場合は、治療は必要なく、定期的に血液検査で甲状腺機能を調べます。
注意したいこと
ヨードを多く含む昆布などの海藻類をとりすぎると、甲状腺の機能が低下してしまいます。
とり過ぎに注意します。