子宮・卵巣気になる部位から病気をチェック
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腟の粘液が萎縮して起こる腟炎で、閉経を早く迎えた女性や高年齢の女性に多い病気です。 症状 黄色がかったおりものがふえて、ヒリヒリした軽い痛みやかゆみを感じます。 原因 ...
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婦人科、女性外来、心療内科 外陰部がかぶれたり、細菌やウイルス、真菌などに感染して炎症を起こす病気です。 また最初に腟炎があって、それが外陰部に広がって外陰炎を起こすことも...
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月経の数日前に見られる少量の出血をいいます。 症状 月経予定の1週間~数日前から少量の出血があり、1~3日おいて、ときには間隔をあけずに月経がはじまります。 原因 ...
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「子宮下垂」は、正常の位置よりも子宮の位置が下がっている状態です。 その状態がさらに進行して、腟の外に子宮が出てしまうものを「子宮脱」といいます。 子宮脱では子宮の壁といっしょに直腸や膀...
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子宮の壁を構成する筋肉組織にコブのようなかたまり(筋腫)ができる病気です。 筋腫が発生した場所によって3つのタイプに分けられます。(下図参照) 筋腫の大きさや数はまちまちですが、良性の腫...
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子宮頸部の表面の粘膜組織に発生するがんです。 子宮頸がんの発生は「異型上皮(いけいじょうひ)」→「上皮内がん(じょうひないがん)」→「浸潤がん(しんじゅんがん)」という段階があります。...
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子宮頸管が細菌に感染して炎症を起こした状態です。 症状 おりものがふえます。セックスのときに痛みを感じたり、出血したりすることもあります。 原...
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[子宮頸管ポリープ] 子宮頸管(しきゅうけいかん)の粘膜にできたポリープ(茎のある突起)が、子宮口から垂れ下がった状態です。 ほとんどが良性でがん...
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子宮の内膜組織が、子宮筋層(筋肉)の中にもぐり込んで増殖していく病気です。 子宮内膜症の仲間ですが、現在は区別されています。 症状 激しい月経痛と月経量の多さが特徴で、...
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[子宮体がん] 子宮の内側を覆っている内膜にできるがんです。45歳くらいから発症がふえはじめますが、最近では30歳代で発症することもあります。 ...
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[子宮膣部びらん] 子宮の入り口付近である子宮腟部のただれのことです。「びらん」とはただれを意味しますが、実際に炎症を起こすなどしている「真性びらん...
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腟、子宮、卵管は1つの管でつながっているため、腟から細菌やウイルスなどの病原体が侵入すると、子宮頸管→子宮内膜→卵管→骨盤腹膜と感染が広がっていきます。 これを上行感染(じょうこう...
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子宮の内側をおおっている粘膜とよく似た組織が、卵巣や卵管、子宮周囲などの子宮以外の場所に発生する病気です。20~30歳代に多く、年齢とともに進行します。近年、増加傾向にある病気です。 ...
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子宮内膜が異常に厚くなる病気です。単純性、混合性、異型の3つのタイプがあり、異型は、子宮体がんの前がん状態(0期)と考えられています。 症状 月経量が多く、レバーのような...
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卵巣の中に排卵されない卵胞(らんぽう)がたまって、小さな袋(のう胞)がたくさんできた状態です。 症状 月経がたまにしかこなくなります。 これは、のう胞がたくさんで...
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女性ホルモンの影響で、排卵期(月経と月経の中間にあたる)に起こる少量の出血で、生理的なものです。 症状 月経の2週間前ごろ(排卵期)に、性器から少量があります。 出血は...
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腟の入り口の左右にある小さな分泌腺であるバルトリン腺が細菌に感染して炎症を起こすのが「バルトリン腺炎」、炎症を繰り返すうちに分泌物がたまった状態になってしまうのが「バルトリン腺のう腫」、のう...
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細菌性膣炎と同様、皮膚や腟内に一般的にいる細菌が原因の腟炎です。 症状 通常よりも黄色いクリーム状のおりものがふえます。おりものの色は緑がかったり、茶褐色になったりするこ...
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妊娠していたり、子宮の病気がないのに、月経血以外の子宮内膜からの出血がある状態をいいます。 卵胞ホルモンの分泌量が一時的に低下するために起こる生理的な「排卵性」と、卵巣機能が低下するなどし...
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[卵巣がん] 卵巣にできるがんです。一般的に、40歳代以降になりやすいとされていますが、がんのタイプによっては若い世代に起こりやすいものもあります。 卵巣...
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卵巣の機能が十分にはたらかない状態です。そのために、女性ホルモンの分泌が少なくなったり、まったく分泌されなくなくなったりします。 症状 月経周期が乱れたり、無月経になるこ...
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[卵巣のう腫] 卵巣の中に良性の袋状の腫瘍(しゅよう)ができた状態です。卵巣にできる腫瘍のうち約80%が「卵巣のう腫」です。 腫瘍の中身によって、漿液性のう腫(し...