気管支炎
[きかんしえん]
体の病気 循環器(心臓)・呼吸器(肺)
受診するなら
呼吸器科・内科
気管支炎とは、文字通りのどから肺に通じる気管支に炎症が起こっている状態をさします。かぜ症候群に含まれます。
症状
気管支の内側が狭くなって分泌物がたまり、せきや痰(たん)などの症状が現れます。
原因
急性気管支炎の原因のほとんどはウイルスによるものです。このほか、ウイルス以外の微生物のマイコプラズマなどの感染やアレルギーなどが原因で起こります。
治療
肺炎や肺がんとの区別をつけるために胸部X線を行うことがあります。
急性気管支炎では、多くはウイルス感染によるものです。ウイルス感染の場合は、特効薬はなく、特別な治療をしなくても自然に治ります。安静、保温、栄養を守りましょう。
細菌感染の可能性があれば抗生物質が使われます。
注意したいこと
せきをラクにし、痰(たん)を出しやすくするには、部屋の湿度をあげて、水分補給を十分に行うことがポイントです。