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ティップネスに聞いてみた(1) 美尻トレーニングの効果は美尻だけじゃなかった!

ハリウッドセレブから火が付き、日本でもブームになっている美尻トレーニング。お尻を鍛えることでメリハリのあるセクシーな体型を目指そう!ということだけではなく、実はお尻以外にも良いことずくめだということがわかりました。ティップネスのトレーナーがおすすめする簡単なストレッチと一緒にご紹介しましょう!

 

お尻を鍛えるとお尻以外にも効果があらわれる?

「お尻ブーム」もあってか、数年前から導入されたティップネスのお尻専門エクササイズも、すべての年代から継続して人気を集めているそうです。ティップネスの商品部に在籍するトレーナー歴20年の向井貴之さんと、スペシャリストの安田剛さんにいろいろ聞いてみました。

 

「お尻を鍛えると美しいスタイルになるのはもちろんですが、それ以上に腰痛の予防に効果があるんです。海外の方のお尻は丸みや奥行きがあるのに対して、着物の文化がある日本人は、もともとお尻が発達しにくい傾向にあって、そういった体型の特徴からか、腰痛持ちの方が非常に多いんです。お尻を鍛えると腰部が保護されて安定するので、体幹がしっかりして腰痛を予防できます。身体の中心がしっかりしてくると、四肢を美しく正確に動かせるようにもなりますよ」(安田さん)

 

日本人のお尻が発達しないのは「骨盤」のせいなの?

 

お尻と腰痛? どんな因果関係でつながっているんでしょうかね?

 

「そもそもですが、お尻が発達しない理由を紐解いていくと、骨盤に大きな問題が隠されていることがわかったんです。トレーナーとしていろいろな方の骨盤をチェックしてきましたが、日本人はだいたい前傾していて、後傾している方はほとんどいません。骨盤が前傾すると反り腰になり、太ももの前が固くなります。そうすると、前から筋肉を引っ張っている状態になるので、お尻の筋肉が使えないんです。それがお尻が発達しない理由で、ひいては腰痛の原因にもつながっていきます」(向井さん)

 

お尻の筋肉を正しく使えるようにするためにはどうすれば?

 

「鍛えるよりもまず、前傾しがちな骨盤を元に戻すことが先決ですね。トレーニングには基本的に、姿勢を戻す動きと、筋肉を鍛える動きの2パターンがあります。ストレッチでしっかり整えたあとにお尻の筋肉を鍛えることで、効果を最大化できるんです。逆に言うと、正しい状態に戻さないままでは、いくら鍛えても効き目はありません」(向井さん)

 

正しく美尻を作る!基本の簡単ストレッチ

実際にお尻を鍛える前に行いたい、「骨盤の位置を整えるためのストレッチ」を教えていただきました。これが正しい美尻を作る基本となるのだそうです。

(向井さん、わざわざ着替えてくれました!すごいマッチョ)

 

■太ももの前を伸ばすストレッチ

太ももの前をきちんと伸ばすことで、骨盤が前に引っぱられている状態を元に戻すことができます。これは腰痛の改善にもなります。

 

1.片脚を直角に曲げ、もう一方の脚の膝を床につけます。

 

2.床についた方の太ももの前を意識して、伸ばすように前方に体重をかけ、ストレッチします。

 

 

■骨盤を調整するエクササイズ

これはヨガの「猫のポーズ」です。ポイントは、背中を丸めたときにきちんと腰も丸めることです。お尻をキューッと前に押し出すようにしましょう。よくあるエクササイズですが、骨盤の調整から、美尻、腰痛予防までかなり万能です。

 

1.まず四つ這いになります。目線を上に向けて若干腰を反らせますが、普通の状態である程度腰が反っている人もいるでしょう。

 

2.息を吐きながら、肩と膝の位置を動かさないように背中を丸めます。このとき目線はおへそに向けます。

 

まずは「意識すること」で、美尻&健康効果を実感しよう!

お尻の形は、日常生活の中で少し心がけるだけでも変わってくるのだそうです。

 

「歩幅を広くとることを意識すると良いでしょう。同じ速度でも歩幅が広いだけで刺激になりますし、それだけお尻が活躍する比率が高くなります。そうやって、少しずつお尻の筋肉の使い方を学習してください。お尻の筋肉は大きいので、ある程度強度が高くないと、刺激が入らないんです。お尻の筋肉が発達している人はその使い方を分かっている人です。使い方をからだが覚えたらどんどん鍛えていけます。そこに至るまでがとても大事なんです」(安田さん)

 

「若い女性によく見られるのですが、階段を上がるときに膝を使っているパターンが多いですね。股関節から上げるように意識すると、ちゃんとお尻に刺激が入ります。また、筋肉は触ると刺激が入りやすくなります。歩くときや階段を上がるときに、自分でお尻を少し触ると良いでしょう。とにかく、日頃からお尻の筋肉を意識することが大事です」(向井さん)

 

なるほど。たとえば、お尻を鍛えることで、痩せやすい身体にシフトできたりするんでしょうか?

 

「お尻の筋肉は普段よく使っている膝まわりや太ももの筋肉よりも大きいので、鍛えられてくると間違いなく代謝が上がります。つまり、カロリー消費率が上がっていき、結果的に脂肪を減らすことにつながります。ダイエットにも、ボディメイクにも、腰痛予防にも効果があるのが美尻トレーニングなんです」(向井さん)

 

ちなみに、形が整ったバランスの良いお尻にするためには、横と縦、さらに回す動きを分けて鍛えることが必要だとか。プロのトレーナーの力を借りれば、誰もが羨む美尻が手に入るかもしれませんね!

 

 

取材・執筆/河辺さや香 撮影/山地彩香