避妊ガイド
8.緊急避妊法
避妊なしの性交や避妊に失敗した性交の際に、引き続いて起こる危険の高い妊娠を回避するための避妊法。
- (1)ヤッぺ法
ホルモン剤を内服することにより、受精卵の子宮内膜への着床を防止したり、排卵の遅延、または抑制させる方法
- (2)IUDによる方法
特徴
予定外の10代の性交には推奨されるべき避妊法の一つ
長所
- (1)バリア法や基礎体温法などの避妊法が失敗した場合に使用できる
短所
- (1)妊娠した後では使えない
- (2)感染症は防げない
- (3)副作用がある
副作用
- (1)悪心
緊急避妊ピル(以下ECP)服用者の50%程度に悪心が認められるが、24時間以上続くことはない。
悪心防止には、牛乳と一緒に服用するとか、食事とともに服用するとかの指導が必要
飲む時間についても、最初のECP服用後さらに12時間に服用することを考慮すると、対象者の生活リズムを加味して不都合にならない時間帯に、最初のECP服用時間を決める。就寝前に服用すると、悪心などの副作用があまり感じられなくてすむ。最初の服用時間は、性交後72時間を超えてはならない。
- (2)嘔吐
服用者の20%に見られる。2時間以内の嘔吐ならば再度服用しなければ効果が得られない
- (3)不正出血
少量の不正出血が認められることがある
- (4)その他
乳房緊満・頭痛・めまい・易疲労感
使用方法
- #ホルモン剤内服による方法の場合
性交後72時間以内に投与し12時間後に同量投与する
- #IUDによる方法
性交後5日以内に、遅くても7~10日後までに、銅付加IUDを挿入すれば妊娠を防ぐことができる
避妊効果も、100%であり、副作用もない
費用
- ホルモン剤 緊急避妊ピル 2万円~ 自費なので施設により値段はかなりの開きがある
- IUD 初診料・IUD・抗生物質(3~4日分) 35,000円~
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