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妊娠ガイド

1. 妊娠初期(4週~11週)

(1) 体の変化と注意

妊娠4週から7週(妊娠第2ケ月)

子宮の大きさは鶏卵大から鷲卵大。赤ちゃんは約2.5cm/体重約4gです。
脊髄や脳、目、聴覚器官、心臓、胃腸、肝臓、などの大切な器官の分化が行われる時期です。

身体的な変化

なんとなくだるい、熱っぽい、イライラする、下腹部が張る、トイレが近い、乳房が張る、乳首が痛んだり色が濃くなる、などの症状が出たり、また、予定月経が来ない、基礎体温の高温相が20日以上続くなど妊娠の徴候が現れ、自身で気づくことができる時期です。
妊娠に気づいたら早めに医師の診察を受け、妊娠を確認しましょう。
この時期の生活は、以前ととくに変わりなく、変える必要もないのですが、風邪をひいたりなど体調を崩さないように注意しましょう。
運動は適度に、性生活は少し控え目にしましょう。
タバコ・お酒・コーヒーなどの嗜好品はできるだけ避けるようにしましょう。

妊娠8週~11週(妊娠第3カ月)

子宮の大きさは手のこぶし大
この時期の赤ちゃんは、身長約7.5cm~9cm/体重20gです。
顔の形がはっきりしてきて、腎臓ができ働き始めます。
性別もこの時期、外見的に表れてきますが、超音波での診断は正確にはできない時期です。

お腹が出てくることはないですが、便秘がちになります。
足の付け根がつったり、おりものが増えたりなどの現象が起こります。
引き続き腰が重いなどの症状もあり、つわりはこの時期ピークを越えてだんだん楽になる人が多くなります。
衣服を清潔に保ち、保温を十分にしましょう。
体も清潔に保ち、重労働、下腹部に力が入る作業は避け、坂道や階段の上り下りはゆっくりとするようにしてください。

(2) 心の安静

ママの心の乱れは、妊娠中の健康に色々の障害をもたらす原因になります。そればかりか、おなかの赤ちゃんにも、悪影響を与えます。不安や心配事は早めに取り除き、いつも明るく楽しい気持ちで生活しましょう。

(3) 薬剤の使用

妊娠初期の薬の服用は、禁忌なものが多く、必ず医師に相談してから使用するようにしましょう。栄養剤などの服用はできるだけ回避し、食事で補うようにしましょう。医師から処方された薬は、ママや赤ちゃんのためのものなので、必ず守って指示通りに服用しましょう。

(4) 妊娠と食事

妊娠中の食生活の目的は、母子ともに健やかに出産を終えることにあります。胎児には、胎児の発育、卵膜、臍帯、羊水など、母体には子宮、乳腺の発達、血液の増加、分娩、産後の体力の消耗などに備えるためにも、十分な栄養が必要です。「十分」=たくさん食べる  ではないので注意です!
食生活が豊かになり、食品の種類が豊富で、急激に増加いしている今日、栄養過剰と偏食による弊害も増えています。バランスのいい食事を心がけ、全身管理をセルフコントロールできるようになりましょう。

1)肥満の防止

近年太りすぎの妊婦の産科的合併症が問題となっています。
妊婦高血圧症候群、巨大児、異常分娩などの原因となり、産後の高血圧や糖尿病、動脈硬化、などによる成人病や脂肪肝などを助長するといわれています。子どもの分まで食べる!といった従来の考え方は、否定して、栄養管理をセルフコントロールできる優秀妊婦を目指しましょう。

2)塩分制限

1日10gが目安。食塩の摂りすぎは、高血圧やむくみの原因になります。動脈硬化にも関連します。
妊婦は体内に水が貯留しやすく、むくみやすい状態になっているので、塩分はいつもより気持ち少なめ控え目を意識していきましょう。

3)同一食品を繰り返し食べることは避け、バランスの良い食事を心がけてください。

(5) つわりを乗り越えよう

この時期、多くの人がつわりを経験します。むかつきや吐き気など妊娠早期に起こる胃腸症状で、ホルモンの変化のために起こる症状なので異常なものではありません。この時期の赤ちゃんは、ママが蓄えているものから吸収しておおきくなっていきますので、栄養面の心配はありません。
上の子がいる時に、ママの具合が悪いことを敏感に感じ取ります。一時的に不安定になったりしますが、愛されている、受け止めてくれているという安心感を与えるために言葉や態度で示してあげましょう。
注意!症状がひどく、栄養障害を起こすような場合は、治療が必要な時もあります。
つわりの時は、食べたい時に食べたいだけ、食べたいものを食べる、と言うのが一番いい栄養の取り方だといわれています。

つわりの時は、食べ物を冷やしたりすると においなどが抑えられて、口当たりがすっきりして、摂取しやすいことが多いです。

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