男女で違う「絶対許せない不倫」とは？

男女で違う「絶対に許せない不倫」とは？

このところ相次いで報道されているタレントや著名人、国会議員の不倫騒動。へぇ、またかとあきれてみている人もいれば、現在不倫中の人は、自分の浮気もいつかこんなふうにバレるのでは、とドキドキしているかもしれませんね。　

いろいろな不倫の形がありますが、いずれにしても、不倫は夫婦生活における重大な背信行為。裏切られたほうは、そう簡単に許せるものではありません。
とはいえ、不倫に対する「許せない」ポイントは、男女によって違うようです。男と女の「こればかりは、絶対に許せないこと」とはどんなことなのでしょうか？

男は肉体的な浮気、女は精神的な浮気が許せない

アメリカの進化心理学者が行った研究調査によると、「身体的浮気」と「精神的な浮気」のどちらにより嫉妬を感じるかとの問いに、女性の多くは「精神的な浮気に対する嫉妬が強い」と答え、男性の多くは「身体的な浮気に対する嫉妬が強い」と答えたそうです。
 

つまり、女性は「肉体的な浮気は多少大目に見ることはできても、自分以外の女性と心を通じ合わせるのは絶対に許せない」と思い、男性は「精神的な浮気はまだしも、パートナーが自分以外の男と身体の関係を楽しんでいるのは絶対に許せない」と感じるということです。
この男女の違いは、太古の昔から受け継いできた本能的なものからくるようです。
 

そもそも男性が好きな女性に対して求めるものは貞節さ――つまりほかの男性の子どもを産まないことです。男性は生まれてくる子どもが自分の子どもだ という確信がないために、パートナーが肉体的な浮気をすると激しい怒りと不安を覚えるのです。子孫継承の本能ともいえるものでしょう。
一方女性が不安に感じるのは、パートナーがほかの女性に心を奪われて自分のもとに帰ってこなくなること。太古の昔から、女性は子どもを守るという遺伝子が組み込まれていますから、パートナーが自分と子どもの扶養・保護を放棄してしまうことにおそれを抱くのです。
　

パートナーの浮気を疑ったときにとる行動パターンの違いとは？

ところで、男性と女性とでは行動パターンにも違いがあります。
パートナーが浮気をした場合、男性は感情をそのままバクハツさせるのに対し、女性はまずは、浮気していないか探ることから始めます。スマホチェックや持ち物チェック、さらに興信所に依頼するなどして、浮気の証拠をしっかり集めて、一気に相手に突きつけたりします。
 

女性の浮気は「あなたの勘違い」と言い逃れしやすいのに対して、男性の場合、パートナーはしっかり浮気の証拠を集めていますから、言い逃れはまずできないと思っていたほうがよさそうですよ。