
10月に入り、めっきり寒くなってきました。今年は、新型インフルエンザが流行し、健康にはより一層気をつけていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?インフルエンザの予防には、まずは、手洗いうがい、また予防注射などいろいろと対策はありますが、今回は秋の旬の食材「れんこん」と「山芋」を使っての予防策をご紹介します。
れんこんの主な栄養成分は、でんぷん、ビタミンC、B1 、B2、鉄、銅、タンニン、食物繊維で、エネルギーは100gあたり66kcal。ビタミンB1 、B2には貧血予防に効果があります。れんこんを切るとすぐに変色するのは、ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれているためです。タンニンには、抗酸化作用、消炎作用などがあります。
山芋の主な栄養成分は、でんぷん、ビタミンB群、C、カリウム、食物繊維で、エネルギーは100gあたり65kcal。栄養成分がバランスよく含まれている食材なので、中国では漢方薬として利用されているほどです。その効果は、消化促進、滋養強壮、肌荒れ防止、疲労回復、便秘改善などといわれています。
この2つの食材に共通しているのが、切った時のヌルヌル、ネバネバの食物繊維。これはムチンといわれる成分です。何度もコラムで出てきている食物繊維ですが、食物繊維には、水に溶けやすい水溶性と、溶けにくい不溶性の2種類があります。
もともと、水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌の餌となって、悪玉菌を減らすことで腸内環境がよくなり、免疫力を高めると言われているのですが、ムチンは、人の体内では気管や消化管、目などの粘膜の表面をカバーし守ってくれているので、インフルエンザや風邪、花粉症などの感染予防にその成分が注目されています。
これからの季節、インフルエンザや風邪をひかないためには、抵抗力を高めて、ウィルスに負けないような体を作りましょう!
今回は、ネバネバ、ヌルヌルのムチンを多く含む、レンコンと山芋を使ったレシピです。
【材料】(2人分)
れんこん:100g
山芋:100g
白ゴマ:大さじ1
ごま油:少々
ぽん酢:大さじ1
かつおぶし:1/2パック
【ポイント】
セサミンやセサミノールなどの抗酸化成分をもつ、白ゴマもプラスしました。