Supplements
今注目の、老化を防ぐサプリメントを中心に、健康と美容に欠かせない基本サプリとハーブサプリを紹介します。食事でとりきれない成分も多いのでサプリを上手に活用しましょう。
年齢を重ねるとともに、肌つやの低下、シミ、しわ、たるみなど老化への悩みはつきません。この老化は“活性酸素”によって細胞がダメージを受けておこるものです。“老化”とは単に年を重ねることではなく、からだが活性酸素によって酸化すること。釘が酸化するとさびでボロボロになるように、肌細胞も活性酸素によって酸化してしまうのです。活性酸素は、体内に取り込まれた酸素が変化したもので、ストレス、紫外線、喫煙、食品添加物、排気ガスなどの影響で増加するといわれています。
こんな老化の元凶、活性酸素を撃退してくれる強い味方が“抗酸化成分”。過剰な活性酸素の働きを阻害して細胞や組織を守ります。代表的な抗酸化成分には、ビタミンC、E、グルタチオン、リポ酸、コエンザイムQ10のように、体内でネットワークを組んで活性酸素と闘う物質があります。
これらは、もともと体内にある成分ですがそれだけでは間に合いません。そこで吸収されやすいサプリメントで補給することが大切。これらは単体より一緒にとることで互いに助け合い、パワーを強めます。この「抗酸化ネットワーク」の得意技は「再生」。これら抗酸化物質と活性酸素が体内で出合うと、抗酸化物質がにっくき活性酸素を消去し、細胞を再生するのです。
代表的抗酸化物質ビタミンEは活性酸素と闘ったあと、ビタミンCやコエンザイムQ10によって抗酸化可能なビタミンEに再生されます。またリポ酸はビタミンE、C、コエンザイムQ10…を再生させ…というように、ネットワークの中でリサイクルしあい老化から救ってくれます。
また、この抗酸化チームを全面的にサポートしている物質もあります。それが、最近注目のピクノジェノール、大豆イソフラボンなどといった抗酸化フラボノイドです。
ビタミンCとEは老化防止にとって主役級の重要ポストですが、今、注目したいのは名脇役コエンザイムQ10と、強力フラボノイドのピクノジェノール。私はこのふたつを「Qちゃん」「ピクノくん」と名づけて愛用しています。みなさんもサプリメントでしっかり補充して老化を撃退し、スーパーヘルス&キレイを実現してください。
参考文献/『アンチオキシダントミラクル』L・パッカー/C・コールマン著 講談社刊
別名「ユビキノン」。ビタミンEの強力なサポーターとしての役割と、体内でエネルギーを生み出し、新陳代謝を活発にさせる働きがあります。細胞を若返らせ、紫外線から守り、疲れ、冷え、太りやすさ、肌のつやが悪い、シミ、しわなどに効果があります。コエンザイムQ10は、ほとんどの細胞に含まれているのですが、残念ながら加齢とともに減っていきます。食物では1日に必要な目安量100mgをとろうとするとイワシ20尾、ブロッコリー12kgをとらないと必要量を確保できません。やはりサプリメントでとることが得策。
フランス海岸の松の樹皮から抽出される成分で、40種類以上のフラボノイドや有機酸が含まれています。ビタミンCの再生、ビタミンE活性化を担当。すぐれた鎮痛作用、抗炎症作用、末梢血管拡張作用があり、うっ血による痛みを改善、子宮内膜症などの重い生理痛、肩こり、慢性疲労、シミ、しわ対策として注目されています。コラーゲンを老化から守り、アレルギーを抑える働きも。フランスでは、その抗炎症作用と毛細血管を強化する作用から静脈瘤改善のための一般医薬品として使われています。
ビタミンB群(VB)はとても大事。
マルチビタミンも便利ですが、VBをベースにしてA、C、Eと加えていって。
ビタミンは体調によって加減する方法がおすすめです。
体内で必要量だけビタミンAに変換。肌の再生を早めるビタミン。乾燥、肌あれには必須。ニキビや吹き出物が絶えない人に。
女性に不可欠なVB。連携して働くのでBコンプレックス(複合体)でとるといい。疲れ、冷え、むくみ、腰痛、肩こり、生理痛、無気力、めまい、イライラの不調解決に。
ストレス対抗ホルモンのもととなり、ストレスの多い人に必須。鉄や銅の吸収を助け貧血を防ぎ、ほかのビタミン、ミネラルの働きもサポート。シミの改善にも。
血行不良による不調に最適。頭痛、肩こり、冷え、シミ、あらゆる更年期症状によい。からだのさびを防ぎ、体内を掃除します。
鉄不足だと新鮮な酸素がからだに運べません。貧血や鉄分不足がわかったらVCと一緒にとって。ドリンク剤なら鉄剤より飲みやすい。
代表格はビフィズス菌。ほかにアシドフィルス菌など。腸を丈夫にする働きがあり、便秘、下痢にも。
赤血球の形成を助ける栄養素。貧血、疲労が取れない人におすすめ。ガンの予防作用があるという説も。
イライラがひどい人、生理痛が重い人、生理中の疲労がひどい人に。血行を改善し、肩こりにも有効。
世界各地で伝統的に病気治療に用いられてきた植物がサプリメントとして身近なものになりました。
自分の体質の弱みをカバーしてくれる強い味方として上手に利用してください。
ヒステリー、イライラの特効ハーブ。神経の高揚から解放し、安眠に導く。緊張からくる肩こりにも。特有の香りがあるが、サプリなら飲みやすい。
末梢血管の流れをよくするハーブ。手足など末端の冷えに。脳の血流も改善し、物忘れが激しい人、めまいや耳鳴りの人にも効く。
ホルモンのバランスをとるハーブ。生理不順、月経前症候群(PMS)、生理痛などに効果的。
女性ホルモンのバランスをとるハーブ。生理不順、月経前症候群(PMS)、生理痛などに。
ヒステリックになった神経を休め、安らかな眠りに誘ってくれます。心配事が頭から離れない人に。
アザミ系ハーブにはアーティチョークなどもあって、肝臓を強化し、疲れやすい人のための強い味方。脂肪をためこみやすい人にも。
女性ホルモンを活発にするハーブ。気分を穏やかにし、生理時の腹痛にも有効。安眠を誘い、ゆったりリラックスさせてくれます。
からだのリズムを整えてくれるハーブ。落ち込んだ気分のとき、眠りが不安定なときに。気分の鎮静だけでなく、筋肉のこわばりにも有効。生理痛、腰痛に。
γリノレン酸を多く含み、月経前症候群(PMS)を楽にします。生理前のむくみ、頭痛、腹痛にはγリノレン酸補給が必須。
妊娠中や特別な疾患の場合は、一部使用できないものもあります。専門家にご相談ください。
出典:『キレイな[からだ・心・肌] 女性ホルモン塾』 対馬ルリ子、吉川千明 著 / 小学館 刊