腹部気になる部位から病気をチェック
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大腸の粘膜がただれたり潰瘍を起こす病気です。原因は不明です。 進行はゆっくりで、症状がよくなったり悪くなったりをくり返すことがあります。 治りにくい病気で、さまざまな合併症を引き起...
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腹痛とともに便秘や下痢、ガスがたまっておなかが張るなどの症状を繰り返します。 検査をしても腸内にはその原因となるがんや潰瘍、炎症などは見当たりません。 症状 おもな症状は便通の異常です。...
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肝細胞が繊維化し、文字通り肝臓がかたくなった状態です。肝臓がかたくなると、肝細胞が減少し、血液の流れが悪くなり、十分な栄養と酸素が供給されず、肝臓の機能が低下してしまいます。 ...
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胃の粘膜に起こる急性の炎症やただれ、腫れなどを起こした状態です。 急性胃炎と急性胃潰瘍をまとめて急性胃粘膜病変、急性胃病変と呼ぶこともあり、激しい胃の痛みや腹痛、吐き気、嘔吐...
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膵臓に急性の炎症が起こる病気で、アルコールの飲み過ぎや胆石症などが主な原因です。 膵炎になると、膵臓から分泌される膵液に含まれる消化酵素が、なんらかの原因で膵臓自体を消化してしまいま...
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急性腸炎の多くは病原菌などに感染して起こるものです。 とくにサルモネラ、腸炎ビブリオといった細菌に感染して起こる細菌性腸炎がもっとも多く、小腸を中心に大腸までの腸粘膜に炎症...
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腹膜は、胃や腸、肝臓、膵臓など、腹部の臓器を包んでいる膜です。 この腹膜に急速に炎症が起こったものです。 症状 炎症が腹膜の一部にとどまっていれば、部分的な腹痛と圧痛(...
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食べ物などと一緒に空気を多少は飲み込むことがありますが、ほとんどはげっぷやおならとして体外に放出されます。 ただ、なかには食事のとき以外にも無意識に空気を飲み込むケースがあり...
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細菌やウイルスなどの病原微生物や、動植物に含まれる自然毒、有害な化学物質などが混じったものを食べたり飲んだりして起こる病気を食中毒といいます。 病原微生物による食中毒には、食...
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細菌感染による腎臓に炎症を起こした状態をいいます。 片側の腎臓の場合と両方の腎臓に起きるケースがあります。 糖尿病の人、尿管に閉塞(へいそく)がある人、ほかの感染症にかかっている...
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腎炎症候群は、血液をろ過して尿をつくるはたらきをする腎臓の糸球体が細菌感染して炎症を起こし、腎臓の機能を低下させるものです。短時間に発症する急性腎炎症候群と、徐々に発症・進行する慢性腎...
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がんが発生した部位によって結腸がん、直腸がんにわけられます。 結腸がんでも日本人に多いのはS状結腸にできるがんです。 最近、大腸がんは日本人に増加していて、動物性脂肪やタンパク質のとり過ぎ...
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胆管や胆のうに胆汁の成分が結晶化して石ができる病気です。 男性より女性 に多く、とくに中高年以降の女性に多くみられます。 胆石ができる部位によって、胆のう結石症、総胆管結石...
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胆のうや胆管が細菌感染によって炎症を起こす病気で、多くは胆石症がきっかけになります。 急性と慢性があります。 胆のう炎と胆管炎が合併して起こること...
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盲腸の先端にある虫垂に炎症が起こる病気です。 炎症が盲腸まで及んだものを盲腸炎といいます。 症状 みぞおちの痛みからはじまって下腹部の痛みに移行し、はげしく痛みます。 ...
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腸管がふさがり、腸に食べ物やガス、消化液などがたまってしまいます。 栄養や水分を腸から吸収できなくなり、おう吐によって脱水症状を起こします。 腸が壊死を起こし腹膜炎から命を落とすこ...
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排便でいきんだときなど肛門に圧力がかかったときに、肛門から直腸粘膜、あるいは直腸壁全層が肛門から外に出てしまう病気です。肛門の外にできる外痔核とはまったく別のものです。 直腸壁全層が...
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直腸上皮粘膜(ちょくちょうじょうひねんまく)に突起状にもりあがった病変を直腸ポリープといいます。茎の部分があるきのこ状(有茎性(ゆうけいせい))のものと、茎のない(無茎性(むけいせい)...
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排便の際にいきんだとき、直腸に圧力が加わって直腸が腟側に突出した状態を直腸瘤(ちょくちょうりゅう)といいます。 中年以降の女性に多くみられます。若い女性でも、直腸瘤が小さなうちは無症...
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多くの女性が悩むトラブルのひとつに便秘があります。 便秘自体は病気ではありませんが、便秘の背景に大腸がんや大腸ポリープなどが潜んでいることもあるので、油断はできません。 また、子宮筋腫や...