麻布ミューズクリニック院長 医学博士・日本東洋医学会専門医・指導医
久留米大学医学部卒業。熊本大学第三内科に入局、内科を修める。 1997年、北里研究所にて日本初の「冷え症外来」を開設。 2003年、慶應義塾大学病院漢方クリニックにて、女性専門外来「漢方女性抗 加齢外来」を開設。現在も引き続き担当している。 慶應義塾大学医学部漢方医学センター非常勤講師
漢方を知るうえで、ぜひ押さえておきたいのが「気・血・水」の概念です。漢方医学では、からだは「気」「血」「水」の3つの要素で構成されていると考えています。「気」・「血」・「水」は互いに影響を与えながら体の中をめぐっていて、どれかひとつでも量や流れなどのバランスが崩れると病気になったり、心やからだに不調があらわれます。
【09.11.20更新】
きめ細かなオーダーメイド治療ができるのが漢方の特色
検査データを重視する西洋医学に対して、患者さんの心と体全体の状態をみて、さまざまな症状や体質の特徴を総合的にとらえながら、全体のひずみを改善していくのが漢方療法。治療に対する考え方も、西洋医学とは異なります。 ひとりひとりの体質にあわせて治療を行う漢方では、治療の第一歩として患者さんの「証」を見極めます。「証」というのは、その人の体格や基礎体力、免疫力、症状のあらわれ方などをさまざまな角度からとらえた、漢方独自の診断です。
【09.11.11更新】
私と漢方の出会い
冷えやむくみ、肩こり、便秘、頭痛、肌荒れ、イライラ……はっきり「病気」とまでは言い切れないけれど、気になる不調をもっている女性は多いですよね。 実は、私も昔はそうでした。私の場合は、にきびが悩みのタネでした。 知り合いで漢方薬局を営まれる家のお嬢さんから「試してみませんか」とすすめられたのが漢方だったのです。研修医としてバリバリの西洋医学を学んでいるときでしたから、漢方にはほとんど期待をもたず「とりあえずのんでみよう」という気持ちでした それから3カ月。数年間悩まされ続けてきたニキビが、漢方で見事に治りました。「漢方ってすごい……」これが私と漢方との出会いです。
【09.10.15更新】