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ドクター連載コラム

皮膚科

皮膚科 平田雅子先生

私のクリニック目白 院長 日本大学医学部卒。皮膚科専門医。

東京医科大学、同大学八王子医療センターを経て、2003、10月から現職。
女性専門医療の第一線で活躍中。
女性医療ネットワーク理事。
日本医師会産業医。
女性の悩みをきちんと聞くことを心がけた診療に定評がある。

体の抵抗力が落ちたときに再発する

単純性疱疹は、単純ヘルペスウイルスの感染によって起こる病気です。くちびるに出る「口唇(こうしん)ヘルペス」がおなじみですが、性器にもよく発症します。そのほか、顔や目のまわり、指、おしりなど体のどこにでもできます。
感染経路はおもに接触感染で、人から人へとうつっていきます。潜伏者からは排ウィルスがあるため感染します。
単純ヘルペスウイルスにはⅠ型とⅡ型があり、主にⅠ型は目やくちびるなどの上半身に、Ⅱ型は主に性器などの下半身に発症するといわれていましたが、現在は、あまりそのように区別はしなくなりました。
初感染は、高熱が出たり、水疱が多発したり、口の中にできてすごく痛むなど、症状がひどく出ることが多いようです。
ウイルス性の病気にかかると免疫ができるのがふつうですが、このウイルスは治ったあとも体内に潜んでいます。そして、かぜをひいたり、日焼けをしたとき、体調が悪いときなどに再び活性化されて発症します。女性では生理の前になると、必ず再発するという人もいます。

かさぶたになるまでは、感染に要注意!

何度も再発している人は、水疱が出る前にその部分に違和感があったり、異常な痛みやかゆみを感じる「異常知覚」が出たりします。こんなときは、早めに受診して抗ウイルス薬などを使用すると、治りが早くなります。ひんぱんにくり返す人は、医師に相談をしておくとよいでしょう。
主に接触感染でうつります。水疱がかさぶたになるまでは人にうつすので注意をしてください。口唇ヘルペスができているママが赤ちゃんに頬ずりやキスをして、赤ちゃんの顔にうつしてしまうこともよくあること。口元にできているときは、キスや頬ずりは避けましょう。また、性器ヘルペスはセックスでうつります。

免疫力を高める生活を心がけ、日焼けをガード!

単純性疱疹は、体の抵抗力が落ちたときに再発しやすいものです。再発したときは、自分が弱っていることを自覚して、無理をしないこと。睡眠や休養をしっかりとりましょう。また日ごろから規則正しい生活を心がけるなどして、免疫力を上げる努力が予防につながります。
さらに、日焼けも単純性疱疹を誘発させるので気をつけて。とくにゴルフや海や山のレジャーに行くときは、十分に日焼けに注意を。くちびるに出る人は必ずくちびるにも日焼け止めを塗って紫外線をガードしてください。

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