梅毒、エイズウイルス抗体検査
梅毒、エイズウイルス(HIV)を血液検査します。梅毒患者はエイズにも感染しやすいという報告があります。HIV感染者の約半数が梅毒陽性とのデータも。梅毒とエイズの両方を検査します。

血液中に梅毒の抗体があるかないかを調べます。
梅毒はキスやセックスにより、梅毒トレポネ-マ・パリダという微生物が感染して起こります。症状は、第1期では、感染した部分に痛みのない硬いおできができ、潰瘍になります。第2期は、感染後3か月ころから全身にバラの花びらのような湿疹、だるさ、発熱があります。第3、4期は皮膚、骨、筋肉、内臓、脳、脊髄もおかされます。
検査結果は、陰性(-)なら異常なしです。陽性(+)では、梅毒感染が考えられます。
ただし、膠原病や肝臓病、妊娠中に、感染していないのに陽性と出ることもあります。その場合は別の検査法を行い確認します。
梅毒は潜伏期間が3週間あるため、この期間中は検査をしても陰性となります。
HIV抗体を血液検査し、エイズに感染しているかどうかを調べます。感染後6~8週間後でないとHIV抗体はできません。つまり6~8週間後でないと、感染はわかりません。
検査結果は、陰性(-)なら異常なしです。陽性(+)は、HIV感染が疑われます。
ただし、陽性と出ても、ほかの抗体による可能性もありますので、再検査を行います。
出典:『「女性検診」がよくわかる本』 対馬ルリ子 著/ 小学館 刊