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健康診断ガイド

9栄養状態を調べる血液検査

どんな検査?

トータルプロテイン、アルブミン
血清総たんぱくは血清中に含まれているたんぱくの総称。血清中に約7~8%のたんぱくが含まれ、おもな成分はアルブミンとグロブリン。アルブミンは総たんぱく量の約67%。栄養状態がわかります。

トータルプロテイン(血清総たんぱく・TP)
栄養状態を調べる血液検査

血清総たんぱくは体の中の代謝を反映するもので、たんぱくは体の恒常性を維持するのに役立っています。私たちの健康維持に欠かせないもので、常に体内で合成されては、壊れていき、いつでも一定に保たれています。腎機能、肝機能に異常が生じると血清総たんぱくの値が変動します。
高値の場合は高たんぱく症で、脱水症などで血液が濃縮した状態です。甲状腺の病気、消化器がん、白血病、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、再生不良性貧血などが疑われます。低値の場合は血液が薄い状態で、ネフローゼ、慢性腎不全、膠原病、急性感染症などが疑われます。基準値は、6.5~8.2g/㎗。6.0~6.4g/㎗は経過を見て再検査。9.1g/㎗以上、5.9g/㎗以下は精密検査や治療が必要です。

アルブミン(ALB)

血清総たんぱく中の血清の濃さを調節する働きをし、色素や薬剤を運搬しています。グロブリンとの比率で病気が診断されます。アルブミンは体内でさまざまな障害が起こると減少しますが、増えることはありません。急性感染症、慢性腎不全、肝硬変、急性肝炎初期、甲状腺の病気、消化器のがん、白血病、膠原病、再生不良性貧血などで低値になります。
基準値は、3.7~5.5g/㎗。3.6g/㎗以下では、精密検査や治療が必要になります。

出典:『「女性検診」がよくわかる本』 対馬ルリ子 著/ 小学館 刊

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