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健康診断ガイド

6乳がん検診

どんな検査?

乳がん検診

視触診、乳房超音波検査、マンモグラフィ検査
視触診、乳房超音波検査、マンモグラフィ検査の3つを組み合わせると、より精度の高い乳がん検診になります。地域や会社の「乳がん検診」は、まだ視触診のみのところもあります。
乳がんの早期発見のためには、30歳を過ぎたら年1回、少なくとも
マンモグラフィ検査を行うことが大切です。

視触診

医師が目で見て(視診)乳房のひきつれ、腫れ、赤み、ただれ、へこみなどを確かめます。
次に、座った姿勢かあお向けに寝た姿勢で、触診を行い、腕を上げた状態と下げた状態で、医師がまんべんなく乳房に触れてしこりの有無を確かめます。乳頭からの分泌物がないか、腋下のリンパが腫れていないかも調べます。

乳房超音波(エコー)検査

乳房に超音波を当てて、はね返ってくる超音波を画像化し、乳房断面の映像を見ます。あお向けに寝た状態で乳房全体にゼリーを塗り、探触子(プローブ)をすべらせながらモニターを見ます。
X線も使わず、痛みもなく簡単にくり返しできる検査です。
しこりの大きさや広がりなどがよくわかり、触診ではわからないしこりも発見できます。
妊娠中の人、若い人や乳腺が発達している人にはこの検査が適しています。

マンモグラフィ(乳房X線)検査

乳房専用のX線検査で、乳房を板で挟み、上下、斜め、左右から撮影できます。約10分程度で終わります。
X線を用いるため、妊娠中の人は受けられません。
しこりの大きさや状態がわかります。視触診や乳房超音波検査では発見できない、しこりになる前の石灰化の有無も調べることができ、乳がんの早期発見には欠かせない検査です。特に、乳がんの危険性が高まる30歳以上の女性には、年1回のマンモグラフィ検診が必要です。
生理前の胸が張る時期は避け、生理後から排卵期ころまでに行えば、胸を挟むときの痛みもほとんどありません。
より精度の高い検査には、検査技師、検査施設(機器)、読影医師が「マンモグラフィ検診精度管理中央委員会」の認定を得ていることが大切です。

検査でわかることは?

視触診

乳房の形、ひきつれ、腫れ、赤み、ただれ、へこみなどや、乳頭からの分泌物がないか、その場でわかります。

乳房超音波(エコー)検査

医師と一緒にモニターを見て、しこりがあればその場で、様子を教えてもらうことができます。

マンモグラフィ(乳房X線)検査

撮影したX線写真を医師が見て、乳房内のしこりや石灰化(早期がんの徴候)があるかどうかを診断します。診断は、視触診、乳房超音波検査も行っていれば、それらの結果と合わせて判断します。
しこりや石灰化がすべて悪性とは限りません。その形状などから良性か悪性かをある程度区別することができます。乳がん以外にも、乳房良性腫瘍(乳腺線維腺種や乳腺のう胞)、乳腺症などがわかります。
悪性の疑いがある場合は、さらに病変の一部を採取して調べる細胞診やMRI検査などの精密検査を行います。

出典:『「女性検診」がよくわかる本』 対馬ルリ子 著/ 小学館 刊

ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社