多量のたん白が排泄(はいせつ)され、血中のたん白が極端に不足する病気です。若い人に多い原因不明の難病で、前兆もなくかかる場合と糖尿病(とうにょうびょう)や慢性腎炎(じんえん)の後におこる場合があります。
〈症状と経過〉顔が丸くなる満月様顔貌(まんげつようがんぼう)、むくみやたん白尿などが出ます。慢性化しやすく、症状も軽くなったり重くなったりします。
・尿検査
「尿たん白」
「尿潜血反応(にょうせんけつはんのう)」
「尿沈渣(にょうちんさ)」
コラム「尿酸性度がアルカリ性なら異常」の尿酸性度
「尿量」
「尿比重」
・「血液一般検査」(「血液一般検査とは」参照)
・血液生化学検査
「血清総たん白〈TP〉」
「総コレステロール〈TC、T-Cho〉」
「尿素窒素(にょうそちっそ)〈BUN、UN〉」
「クレアチニン〈Cr、SCr〉」
「クレアチニン・クリアランス〈CCR〉」
「電解質(でんかいしつ)」
前記の症状のほか、尿たん白やコレステロール値の上昇、血清(けっせい)総たん白(アルブミン)値の低下などから総合的に判定されます。
出典:『病院の検査がわかる 検査の手引き 改訂第5版』
安藤幸夫、真山享、藤田善幸 著 / 小学館 刊