甲状腺ホルモンの値が低いという結果が…。
どういうことでしょうか?
体調が悪くなければ、その程度なら すぐに治療は必要ありません。 体調を整えて経過を見ていきましょう
TSH(甲状腺刺激ホルモン)が高く、甲状腺ホルモンT3、T4の値が低めだと、橋本病(甲状腺機能低下症)などが疑われます。
逆にTSHが低く、甲状腺ホルモンT3、T4が高いと、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)などが疑われます。
TSHの基準値は0.4~4.0μIU/㎖ですが、橋本病では、15μIU/㎖くらいになり、バセドウ病では0.001μIU/㎖くらいになります。ともに女性に多い病気です。
TSHが高く10μIU/㎖以上の場合は、少量の甲状腺ホルモン剤を使って治療します。6~8μIU/㎖くらいでも体調が悪ければホルモン剤を少量服用して体調を立て直します。
甲状腺ホルモンは上がったり下がったり揺れ動きます。女性は免疫機能が狂いやすく甲状腺機能も変化しやすい傾向があります。基準値から少し上下した程度なら今は病気ではありませんが、再検査をして経過を見つつ、疲労やストレスに注意して生活を見直すことも大切です。
出典:『「女性検診」がよくわかる本』 対馬ルリ子 著/ 小学館 刊